むるむる ブログ

なんとなく、なんでも雑記

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初テキサス、初ダラス。
しかし、2時間ぐらいしか滞在しない。

国際線の到着はすべてターミナルDと決まっているらしい。
降りて、歩いて歩いて入国審査。
いつの間にか、入国書類は書かなくて良くなったらしい。ESTAを事前に行っているからだが、これがなかなかの落とし穴。

まず、画面端末のところに並ばされる。順番が来たら画面の前まで行って操作しなければならない。
パスポートを読み込ませたり、質問に答えたり、最後にはレシートみたいのが印刷されるので、それを必ず受け取らなければならない。
ここで、年配の方々はだいたいつまずいていた。
やれ英語がわからない(操作すれば日本語表示に出来るのだが、それが既にわからない)
レシートを持って行かず、出口で待ち構えている係員に追い返されたり。
ちょっとかわいそうだった。
スマホ操作になれた人なら、難しいことはなにも無い。

やっと通り過ぎたと思ったら、これから入国審査。なんだよ、昔より手間が増えてるだけやないか。
この入国審査でも並ばされる。かなりの時間が掛かる。
アメリカの入国審査なのに、やたらとちゃんとやっているのが驚きだった。
はやり、911以降は致し方無いのか。911以前のアメリカしか知らない私は、少なからず驚きを感じた。
質問もまともだ。どこに泊まるか?とか、目的は?、どれぐらいの期間アメリカに滞在するか?、所持している現金は何ドルか?
ウソみたい。アメリカ人の入国審査官に、こんなにまともな質問をされたのは初めてだ。
もちろん英語で質問されるので、これが時間が掛かっている原因だと思う。
そして、両手の全ての指の指紋を取られる。犯罪者みたいだ。

最近のアメリカの変わり方に驚きつつ、バゲージクレームへ。
だーれもいないなか、荷物だけがグルグル回っていた。多分、最速グループで入国審査を通り抜けてきたのに。
それだけ時間が掛かったという事だが、まだ続きがあった。

荷物を受け取って税関検査。驚いたことに、アメリカの税関で列が出来ている!!

まともなチェックなんかされた事無かったのに(911以前は)。それだけアメリカに来てなかったという事なんだなぁ。
ここでもまた、長い行列をひたすら待つ。まるでUSJのアトラクションのように。

20分ぐらい経って、やっと通過。チェック自体はパスポートみて、ボーディングパスになんかヘロヘロの読めないサイン書いて終わりだけど、たまに別室に連れられていく人間もいたりした。

並んで並んで、また並んで。こんなんでは、乗り継ぎに支障をきたすのではないかなぁ?と思った。
やっと税関を抜けたところで、スーツケースを再び預ける。

ここから、ターミナルを移動しなければならないが、その方法がわからない。
掲示板で出発便を調べるが、ものすごい数の出発便が表示されている。行き先別にアルファベット順になっているのは、さすがアメリカ。
でも、見つけられない、なんでじゃ??

案内係のところへ行って「AA1294に乗るにはどうするの?」と聞いたら、
「ここのセキュリティチェックを通って、スカイリンクでターミナルAに行け」と教えてくれた。
スカイリンクというのはターミナル間を繋いでいる無人の電車みたいなやつ。
結構時間的にも気持ちにも余裕が無く、お礼だけ言っただけやったけど、アメリカだったらあれはチップ払わないとあかんかったんちゃうやろか?
などと、今更ながら思ったりする。

で、セキュリティチェックでまた列に並んでようやくエアサイドに入り…昔はそんなチェックポイントとか無かったけどね。アメリカは国際線でも搭乗口まで見送りに行けたのに。話がそれた。

エアサイドに入り、スカイリンクでターミナルAへ。
それにしても、どデカイ空港だ。千歳空港が参考にしたというが、こんなデカイ空港が日本の空港の参考になるとは思えない。千歳にスカイリンク無いやん。それに、この形が特に日本では国際線向きでないのは明らかだ。
だから、隣に同じ形の敷地を用意してあるというのに、自衛隊側に国際線ターミナルを作る羽目になるのだ。アホすぎる。
国際線を軍事機密もある基地側につくるとか、頭に蟲がわいてるとしか思えない。なんで国際線はターミナルDを参考にしなかった?別に似たようなのならCDGでもええやん。ほんとにおかしい。
いや、今はそれはどうでもいい。

ほぼ最速でターミナルAについて、「接続ギリギリやなぁ、なんとかセーフ」などと思っていたら、やっぱり他の人は列から抜けきれないらしく、出発が1時間遅れとなった。
なんやねん。せっかく間に合うように通り抜けてきたのに!!!

 

Post date : 2017.11.23 10:38