なんとなく、なんでも雑記
鹿児島城は、平城。
それは知ってた。
しかし、
鹿児島城で残っているのは石垣と楼門だけ。
これは知らなかった。
別名鶴丸城。
JALのマークのベースとなった鶴丸とは無関係。
鶴が羽を広げたような屋根の形状をしていたから、という説が有力。
鶴丸城の本丸跡地には、鹿児島県歴史資料センター黎明館が建っている。鉄筋コンクリート造。
正直言って、事前リサーチ不足!
なぜか勝手に、平城が残っていると思い込んでいた。なんてこった!
9時から…というのはちゃんと調べていた。
「9時に入って、城を隅から隅まで覗いてやるぞ」などと、アホな事を考えていた。今となっては恥ずかしい。
『9時には早いけれど、まぁ待てばいいか』などと、呑気に考えていたのだ。
で、『あれ?、城門もう開いてるやん、ラッキー』などとアホ面さげて中に入っていったのだった。
そして、立派な楼門に関心していた。すごいと思った。これは城はもっとすごいぜ!などと思っていたのだ。
で、驚く。
「城無いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!」
ほんとにびっくりした。
ほんとにびっくりしたのだ。
市章に丸十字を使う程の島津愛あふれる薩摩っ子共が、郷土の誇りとも言える鶴丸城に、
よりによって鉄筋コンクリート造丸出しの資料館を建てているだなんて、夢にも思わなかったのだ。
正直言って、郷土愛というものがあるのかどうかチャランポランタンな大阪人でさえも、ちゃんと(鉄筋コンクリート造とは言え)大阪城を再建させているのだ。
言葉や焼酎など、郷土愛のかたまりみたいな鹿児島県民が、アレで納得しているというのが、私は本当に信じられない。
内部はコンクリート造でも、見た目は城になっていると思ってしまうのも、無理は無いと思わんか?あんた。
申し訳ないが、とてもがっかりして、残念だった。
興味を失って、申し訳ないけど資料館が開く前に退散してきた。
歴史資料館なんか、もうどうでもええわ。
この失った城成分は、熊本で補給するしかない!
そう決意して、
桜島にさよならを告げるべく、港へ向かったんだけど、
これまた本当にうっとおしい事に、桜島へ向かうフェリー乗り場から全く桜島が見えない!!!
「もうええわ!」と、自分勝手に憤慨し、鹿児島中央駅へと向かったのだった。
大幅に時間を浪費してしまった。
やはり、事前リサーチは大切だな。本当に。
鹿児島城、コンクリート造でいいから、見た目だけでも再建してほしい。
ちょっと、悲しかった。
悲しくて、桜島に『バカヤロー』と叫びたくなった。
叫ばなかったけど。
それどころか、港からは桜島が見えなくてがっかりしたぐらいのもんです。
ああ。
ええわ。次行くぞ!
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