なんとなく、なんでも雑記
さて、北海道産がほとんどで、宮城産とか福井産とかを必要に応じてブレンドしているうちの店では、 遺伝子組み換えに大豆に関しては入り込む心配はほとんど無いのですが、
(国産大豆は遺伝子組み換えされていないとされています。保健所がたまにやって来て、サンプルを持ち帰って検査します。ちゃんと証明書が店にありますよ)
それはさておき、本当に遺伝子組み換え大豆は危険なのでしょうか??
「千早振る」という落語は落語ネタとしては有名なのだそうです。
この話の中で「からくれないに~」の解釈を 「おからをくれない」 とする部分があります。
おからには 「卯の花」「雪花菜(きらず)」 等の別名があります。
「卯の花」はウツギ(空木:アジサイ科の落葉低木)の花の別称でもあり、5~6月に白い花を咲かせます。
これがおからと似ていることから「卯の花」と呼ばれるようにもなりました。
「雪花菜(きらず)」 は調理の際に切らずに調理できる事からついた名だとか、
豆腐と違って切らずに食べる事からだとか言われています。
なぜ「雪花菜」の字を当てたのか不思議ですね。
ちなみに、中国では 「豆渣」 (トウジャ)または 「豆腐渣」 (トウフジャ)と呼ばれ、料理の材料とされているようです。
中国がこういう、食材になるものを 無駄にするはずがありません。
なんせ 「二本足は親以外、四本足は机以外、空を飛ぶものは飛行機以外、なんでも食材にする!」 と言われている連中です。
かなりエコなはずなので、ある意味見習わなければならないと思います。
豆腐を作る過程で、豆乳と おから が出てきます。
大豆を搾ったのが豆乳で、搾りかすが おから です。
こう書くとおからは不要物のように思われてしまうかもしれませんが、
しかし、おからは食物繊維豊富であり、食材にもなります。
最近は おからクッキー などにも使われているようです。
しかし、本命は バイオエタノール製造 なのではないかと思ったりしています。
うまくいけば、うちは豆腐屋でありながら、車の燃料も製造していまうという、エコな先端企業になってしまうという未来も、あながち夢物語ではないのかもしれません。
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