なんとなく、なんでも雑記
JFKについた。
時間は午後4時頃。
急いで荷物を取りに行く。幸い、早くに出てきた。
ここからマンハッタンまで移動だ。ラッシュが心配、急ごう。
移動手配(というような英語が書いてあったはず)のカウンターへ行き、直接ホテルに行く手段としては一番リーズナブルなはずの乗り合いミニバスを申し込む。
レシートをくれて、
「外出たところに乗り場あるから」と言ったくせに、どこにも乗り場が見つからない。
ウロウロしていると、カウンターのおばちゃんが出てきて
「中で待つんだよ、なぜ外に出ている!」と怒られた。
いやいや、”外に乗り場あるから”と言ったのおばはんやんけ!
すぐに運転手がやってきた。早速出発。
渋滞、渋滞...
今回の旅は並んでばっかりだけど、ここでも並ばないとならないか。
ニューヨークまで来たのに、マンハッタンが遠い。
AA1294 で JFK へ。
737だけど、機内エンターテイメントなど、何もない飛行機。
機内wifiがあるらしいが、私の携帯では電波拾えず。
退屈。
ここからはアメリカ国内線なので、アルコールは有料。食事も有料。
一応、ソフトドリンクは無料でもらえるようだ。
ひま~、ひま~、ひま~、zzz
もうすぐニューヨークだ。
一時間遅れの出発になったので、少し時間的に余裕ができた。
ここで、一つためしておきたい事があった。
アメリカのATMで、現金は引き出せるのか?
もちろんできて当たり前なのだが、いままで香港でやった事があるのだけど、アメリカでカードを使って現金を引き出すという事はした事が無かった。
幸いに?バンカメ(BoA)のATMがターミナル内にある。よし、やってみよう!
なんか宣伝みたいなページとか、知らん単語とかが出てきて、あせってキャンセルしてやり直しをしたりしたが、なんとか最後までたどり着いて、現金の引き出しに成功。よかった。
今のアメリカでどれぐらい現金が必要なのかはよくわからないが、アメリカと言えば銃で脅される事もある社会(偏見?)、いざと言うときに現金を渡せば命が助かる事もあるだろう、きっと。
そんなこんなで、もうすぐ出発。
乗るのはB737だけど、機体がスカイリンクの支柱の間にねじ込まれてる感じ。
こんなん、ターミナルの設計ミスやと思うけどな。
なんでランドサイドに作るとか、建物の中か上か下を通すとかしなかった?
あるいは、ブリッジをもっと伸ばしたらええんちゃうんか??
様々な疑問を感じつつも、まぁ別に機能に問題なければどうでもええか、というアメリカ的合理性?を感じつつ、搭乗。
今度こそニューヨークへ。
初テキサス、初ダラス。
しかし、2時間ぐらいしか滞在しない。
国際線の到着はすべてターミナルDと決まっているらしい。
降りて、歩いて歩いて入国審査。
いつの間にか、入国書類は書かなくて良くなったらしい。ESTAを事前に行っているからだが、これがなかなかの落とし穴。
まず、画面端末のところに並ばされる。順番が来たら画面の前まで行って操作しなければならない。
パスポートを読み込ませたり、質問に答えたり、最後にはレシートみたいのが印刷されるので、それを必ず受け取らなければならない。
ここで、年配の方々はだいたいつまずいていた。
やれ英語がわからない(操作すれば日本語表示に出来るのだが、それが既にわからない)
レシートを持って行かず、出口で待ち構えている係員に追い返されたり。
ちょっとかわいそうだった。
スマホ操作になれた人なら、難しいことはなにも無い。
やっと通り過ぎたと思ったら、これから入国審査。なんだよ、昔より手間が増えてるだけやないか。
この入国審査でも並ばされる。かなりの時間が掛かる。
アメリカの入国審査なのに、やたらとちゃんとやっているのが驚きだった。
はやり、911以降は致し方無いのか。911以前のアメリカしか知らない私は、少なからず驚きを感じた。
質問もまともだ。どこに泊まるか?とか、目的は?、どれぐらいの期間アメリカに滞在するか?、所持している現金は何ドルか?
ウソみたい。アメリカ人の入国審査官に、こんなにまともな質問をされたのは初めてだ。
もちろん英語で質問されるので、これが時間が掛かっている原因だと思う。
そして、両手の全ての指の指紋を取られる。犯罪者みたいだ。
最近のアメリカの変わり方に驚きつつ、バゲージクレームへ。
だーれもいないなか、荷物だけがグルグル回っていた。多分、最速グループで入国審査を通り抜けてきたのに。
それだけ時間が掛かったという事だが、まだ続きがあった。
荷物を受け取って税関検査。驚いたことに、アメリカの税関で列が出来ている!!
まともなチェックなんかされた事無かったのに(911以前は)。それだけアメリカに来てなかったという事なんだなぁ。
ここでもまた、長い行列をひたすら待つ。まるでUSJのアトラクションのように。
20分ぐらい経って、やっと通過。チェック自体はパスポートみて、ボーディングパスになんかヘロヘロの読めないサイン書いて終わりだけど、たまに別室に連れられていく人間もいたりした。
並んで並んで、また並んで。こんなんでは、乗り継ぎに支障をきたすのではないかなぁ?と思った。
やっと税関を抜けたところで、スーツケースを再び預ける。
ここから、ターミナルを移動しなければならないが、その方法がわからない。
掲示板で出発便を調べるが、ものすごい数の出発便が表示されている。行き先別にアルファベット順になっているのは、さすがアメリカ。
でも、見つけられない、なんでじゃ??
案内係のところへ行って「AA1294に乗るにはどうするの?」と聞いたら、
「ここのセキュリティチェックを通って、スカイリンクでターミナルAに行け」と教えてくれた。
スカイリンクというのはターミナル間を繋いでいる無人の電車みたいなやつ。
結構時間的にも気持ちにも余裕が無く、お礼だけ言っただけやったけど、アメリカだったらあれはチップ払わないとあかんかったんちゃうやろか?
などと、今更ながら思ったりする。
で、セキュリティチェックでまた列に並んでようやくエアサイドに入り…昔はそんなチェックポイントとか無かったけどね。アメリカは国際線でも搭乗口まで見送りに行けたのに。話がそれた。
エアサイドに入り、スカイリンクでターミナルAへ。
それにしても、どデカイ空港だ。千歳空港が参考にしたというが、こんなデカイ空港が日本の空港の参考になるとは思えない。千歳にスカイリンク無いやん。それに、この形が特に日本では国際線向きでないのは明らかだ。
だから、隣に同じ形の敷地を用意してあるというのに、自衛隊側に国際線ターミナルを作る羽目になるのだ。アホすぎる。
国際線を軍事機密もある基地側につくるとか、頭に蟲がわいてるとしか思えない。なんで国際線はターミナルDを参考にしなかった?別に似たようなのならCDGでもええやん。ほんとにおかしい。
いや、今はそれはどうでもいい。
ほぼ最速でターミナルAについて、「接続ギリギリやなぁ、なんとかセーフ」などと思っていたら、やっぱり他の人は列から抜けきれないらしく、出発が1時間遅れとなった。
なんやねん。せっかく間に合うように通り抜けてきたのに!!!
なんでダラスに向かってるんだ?
などと思われるかもしれないが、安い旅を求めた結果なのだから仕方が無い。直行便やビジネスクラスなどという贅沢ができるような環境には無いのだ。
知人の中には、3万円でニューヨーク往復などというチケットを得たかわりに、香港経由になったなどというツワモノもいる。
どっちかというと、香港経由の方が俺はうらやましい気がするけれども。
ダラスには縁もゆかりも無く、立ち寄ることも無い。単なる通過点。
少し残念ではあるけれども、寄り道するにも宿泊や食事や移動やなんやかんや考えると、とてもそんな余裕は無いのだ。経済的にも、日程的にも。
多分、今回利用したアメリカン航空の本拠地なので、乗り継ぎ便が手配しやすいのだろう。
きっと、そいういう航空会社の理由でダラス乗り継ぎになったのに違いない。
アメリカン航空のエコノミークラスは、はっきり言ってせまい。
前後の間隔がLCCみたいだ。窮屈。
座席の指定はwebからできるが、良さそうな席、例えば最前列や通路際などを指定しようとすると、追加料金を取られるシステムになっていて、なかなか悪どい。
アメリカの航空会社ってこうなのか?日本ではLCCにはそういうシステムがあったと思うけど、JALやANAがそいういう事をしているのかは知らない。何年か前に乗ったキャセイでは、席の指定で料金が発生するなて事は無かった。ビジネスライクというか、古きよきアメリカは死んだんだと思えるシステムではある。
機内エンターテイメントや食事に関しては、特に文句も無い。
昔、日本の航空会社でロンドンへ行ったときは、全く食事が足りなくてひもじい思いをした記憶があるが、アメリカンは十分以上な食事の量が確保されているのに加えて、ギャレーに行けばスナックやらなんやら食べるものもくれるようになっている。
ああ、こういう所は昔のアメリカが残っているなという感じがする。変わらないでもらいたいものだ。
機内からwifiを使ってネット接続も可能だが有料。
まぁまぁ良かったのでは無いだろうか。
不満は席の狭さだけ。ビジネスクラスはフラットになる広いシートが半個室に付いているわけで、人生はカネがないとアカンなと思う。
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