なんとなく、なんでも雑記
谷垣さんは、優しい人なんだと思います。
朝日新聞DIGITALより抜粋
http://www.asahi.com/articles/ASH5C4TFSH5CUTFK003.html
(「大阪都構想」について)京都の議員として見ると、関西のいろんな問題の時に、大阪が先頭に立ってくれないと、いろんなことが進んでいかないことがあると思う。大阪市がなくなることは「どういうことなんだろうな」と感じる。自民党本部は、今まで「地域のことは地域で決めることだ」と申し上げてきた。
ただ、我が党の大阪府連は反対だ。自民党的にいえば、あそこは維新が出来て以来、選挙で相当、苦労が続いていて、あそこの議員は必死の戦いをしている。同志が必死の戦いをしているのに「党本部は知らん」と言ってていいのか。同志に大きなシンパシーを持っているということは、申し上げたい。(記者会見で)
抜粋おわり
さて、注意深く読んで欲しいのですが、
谷垣氏自身は都構想に”賛成”とも”反対”とも言っていません。
『「どういうことなんだろうな」と感じる。』と言っているだけです。
面白いですね。
「我が党の大阪府連は反対だ」とは言っていますが、明らかに谷垣氏自身の想いではありません。
大阪府連の事を客観的に述べているだけにすぎません。
政治家らしい発言ですね。言質をとらせないというか。ちょっとずるい(笑)
取り方によっては、突き放しているようにも取れます。
『「地域のことは地域で決めることだ」と申し上げてきた。』というくだりとか。
谷垣さんは、立派な政治家だと思います。
自分の職責を全うしつつ、首相の面子を潰さず、
しかし大阪府連の応援をしている風に感じますね。感じるだけですけど。
実際には、応援するつもりは無いのでしょう。大きなシンパシーは持っているけれども。
応援するとは何も言っていませんからね。
完全にリップサービスだと思います。
まぁ、わかりませんが。政治の世界ですから。
首相や官房長官のみならず、幹事長まで苦言を呈したら、大阪自民党の国会議員は自民党に居場所が無くなるので、擁護している”風”のコメントを出したのではないでしょうか? やさしい人だなと思います。
もちろん、あくまで推測ですが。
応援に来たって、自民党の幹事長が共産党の街宣カーに乗るわけにも行かないですしね。
普通は、幹事長でなくても自民党の代議士が共産党の街宣カーに乗るなど言語道断だと思いますけれど。
谷垣さんのような政治家が大阪自民党のトップだったならなぁ。
共産党と手を結ぶ事はなかったんじゃないかな。
そう思うと、残念でなりません。
どうしてこうなったんでしょうか?
そういえば、自民党は都構想に賛成だったんじゃなかったっけ?
と、ふと思い出し、ソースを探してみたら、自民党府議団が発信元でした。
http://ameblo.jp/hyugaitsuki/entry-12022675619.html
「財布一つ、指揮官一人というワン大阪を実現することが第一の急務!」
「我が会派は、大阪の再生と将来の発展を考えれば、府と市を解体・再編するワン大阪構想については大いに賛成する」
(自民党府議団だより 平成22年春号 VOL.32)
元々は賛成だったのに、どうして共産党なんかと手を組んで反対にまわるような事になってしまったのでしょうか?
わけがわかりません。
うーむ。
途中の経緯はよくわからないのですが、
自民党の二階総務会長は、
「日頃から党員獲得運動や1千カ所の座談会を情熱かけてやれ」
と、大阪府連を一喝しています。
http://www.asahi.com/articles/ASH4254P6H42UTFK00G.html
「言っちゃ悪いが、選挙は出た瞬間に当選するかどうか分かる。土壇場に都構想がどうだとかだけで投票する人が何人おるか」とも。
正直言って、自民党大阪府連などが行っている、
「わからない人は、とりあえず反対を」などという選挙運動はいかがなものでしょう…情熱かけてやっているとは思えません。
どうやら二階先生の忠告は届いていないように思います。
対して、大阪市長は「わからなければ分かるまで聞くように」と。
維新はタウンミーティングもまめにやってます。600回。
http://oneosaka.jp/report/tm/2015.html
私も全てを理解している訳ではありませんが、色々調べていくうちに、やはりこれは賛成だなと、今では思っています。
とりあえず賛成を!とは言いません。
納得いくまで理解を深めて、そして「賛成」を投じて貰えればありがたいです。
結局、
なぜ自民党が反対になったのかよくわかっていません。
引き続き、調べてみます。
維新憎し、橋下キライ! とか 議員報酬減、選挙区割り変更、が、理由じゃないことを願います。
私の地域は大阪市が特別区になってもならなくてもあまり関係ないので、興味も感心も持ち合わせていなかったわけですが、
自民党が共産党と結託するなどという信じ難い暴挙に出たためにショックを受け、
都構想について調べ始めたという経緯があります。
で、
知れば知るほど、大阪は都構想に進んだほうがいいな。
安倍首相は、本当にしっかりやっていると思う。
だからこそ、
実際は、橋下さんの後押しをしたいんじゃないかな。
首相の女房役とも言える官房長官発言からも、それは伺えるし、
首相がこの大切な政策転換の節目に、”反対”とは一切明言せず、
大阪に来る気配さえ無い事が、全てを物語っている。
ちゃんと考えて、そして、「賛成」を投票してください。
こんな機会は、二度と来ないと思うよ。
よくまとめられています。(リンク)
大阪の将来は大阪市民にかかっています。
ぜひ読んで欲しい。
そして、「賛成」と投票して貰えればありがたいです。
大阪の未来の為に、力を貸してください。
大阪を良くするにはどうすればいいか、
大阪人の本気が試されていると思います。
これは、唯一のチャンスです。
菅官房長官は「二重行政の解消(の推進)はどこの都市でも当然のことだ」と発言しています。
そりゃそうだ。無駄以外のなにものでもないですからね。
菅官房長官は
人口約370万人の横浜市の市職員が約1万9千人であるのに対し、
人口約270万人の大阪市が約3万5千人の市職員を抱えている現状を指摘。
「こうした問題をどう解決するか大阪市民が判断するということだ。いろんな案が出ており、大阪都構想もその一つだ」とも。
政府として課題を認識しており、判断があれば解決の後押しをするという意味です。
ただ、それは政府としてはどこでも構わない。
大阪市民の判断で、運命が決まってしまいます。
もちろん、「賛成」に投票するべきです。
これを逃すと、オリンピックも無い、リニアも来ない大阪は、浮上する機会を逃します。
ご存知だとは思いますが、既に大阪証券取引所というのは存在しません。
商都という称号は、もはや過去のものになってしまっています。
なぜ、大証の廃止には全く反対しなかったのに、いまさら行政機構の改造に反対するのでしょうか?
証券取引所は資本主義の根本であり、よく知られているように、大阪は世界で最初に先物取引が行われた伝統ある土地柄でもあります。
その命脈をいとも簡単に絶つことをよしとしたのは、未来への希望を取引所の合併に託したからではありませんか。
未来のために、二重行政に区切りをつけ、座して衰退に身を任すよりは、新しい大阪で未来への希望を繋ぎたい。
わざわざ横浜を上げているという事は、失敗したら次は横浜にターゲットを移すという事でしょうか。
いずれにせよ、名古屋、福岡、千葉、京都、神戸、広島… 二重行政解消のモデルケース都市はいくらでもあるので、これを逃すと大阪の順番が最後になるのは必死です。
むこう50年は日の目を見ない大阪がいいのか、
リスクや初期のギクシャクはあるかもるかもしれないけれど、首相や官房長官が示唆する、二重行政解消モデルケースとしての未来ある大阪を選ぶのか。
私は未来のある大阪を選びたい。
ぜひ、「賛成」に投票してください。
進取の気性が真髄の大阪市民なら、判断を間違うはずが無い。
私はそう信じています。
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