主に旅について、それから色々
バスに乗り、indochine というレストランへ。ベトナム料理レストランで高級なのだとか。
個室へ通され、貸切で食事。メニューもあるし、ワインリストもある。
しかし、とりあえずビール。
ビールはベトナム銘柄”ビアハノイ”の缶入り。高級レストランで缶ビールというのがベトナムらしい?
前菜がすこしづつ、一品づつ出てくる。それを肴にビールが進む。
次にベトナム銘柄”333″(バーバーバー)。まずいという前評判だがどうか? 味は普通のビールだった。美味いとも言えないが、飲めない程まずくもない。
次に”ハイネケン”。ちゃんとハイネケンの味がした。
いつの間にかワインになった。銘柄は忘れたが、赤ワインの安いの。味は…うーん。
赤ワインを定石通りに常温で提供してくれるのだが、ベトナムの常温は赤ワインにはさすがに高すぎると思う。すこし冷やしてくれるとありがたかったな。
そうこうしていると、メインへ移った。メニューを見ると、メインもけっこうな品数が出る。お腹いっぱいになるなぁ。と思っていたのだけど…
前菜は一品づつサーブしてくれたのに、メインはなぜか大皿で一気に持ってきた。
いやいや、なんでやねん! と、ついつっこんでしまうのは、大阪人のさがだと思う。
味は美味しかった。
しかし、ベトナム風高級料理サービスはちょっとばかりヌケているというか、垢抜けないというか、大阪人には合っているのかもしれないなぁ。
そんな風に思った。
フォーチュナホテル というホテルに泊まる。
ホテルとしては、普通というか、ハノイでは高級な部類に入るホテルだと思う。
パスポートをフロントで預けさせられる。いやいや、どうなの? しかし、ベトナムでは普通らしい。
キーはカード式。最近はどこでもコレですね。エレベーターに乗るにもこのカードが必要。
しばらく休憩して、フロントへ集合との事、部屋へ向かう。
部屋は広くて快適。仕事や勉強ができるようにデスクも付いている。なかなか結構。テレビはNHKも映るらしいが、時間によってらしく、この時間は映らなかった。
シャワーを浴びる。お湯がすぐに出てきて水圧もよろしい。
ホテルからの景色は、なんというかハイ・アンド・ローな町並み。
遠くに高層ビルも見えているが、ホテルの裏手は庶民の家屋が並んでいる。
庶民も家もコンクリート造なので決して安くないはずなのだけど、なぜか日本の庶民の家とは違う景色。
どうしてかわからないけれど、ちゃんとここが発展途上国なのだと理解できてしまう不思議な風景だった。
別に、バカにしてるわけじゃないよ。なんと言うか、雰囲気。
研修ではベトナムに進出する企業について、注意点や成功例を教えてくれた。
お勧めは100%自前資本による加工輸出型産業で、工業団地に進出するのが良いらしい。
小売や内需型は、なかなか難しい。破産法の未整備や契約の曖昧さ、高い家賃、等々…
どうしても進出するなら、イオンモールなんかに出店すると、契約面では安心ではないか。という事らしい。
特にベトナムに進出する予定はないけれど、勉強になる話しではあった。
話をしてくれた方は製造業で長年勤めて海外経験も豊富、そしてJETROに転職したらしい。
『いい給料貰ってんだろうなぁ』と勝手に思ったのだがどうだろう?
JETROの入っているビルも、ベトナムレベルではとても良い感じ。内装も日本のオフィスと変わらない。机やイスは日本のメーカー製だ。ベトナムにあって別世界に感じる。色々考えさせられる研修となった。
なんやかんやで研修終わり。さて、後は観光しか残っていない(笑)。
さっそくホテルへGO!
現地のツアーガイドと合流し、バスへ。
現地ガイドは日本に8年滞在経験があるというタイさん。
言っては悪いが、怪しさ満点の悪い外国人みたいな感じの風貌。いや、いい人なんだけど、第一印象はそんな感じだった。
車内で「両替が必要ならばしますよ、ぼったくりじゃないですよ。」という親切?な説明に素直に従って両替、1万円=17000ドン。特にぼられてもなかったようだ。よかったよかった。
日本のODAで架けたという斜張橋(ニャッタン橋という名前らしい)で紅河(ホンがわ)を渡り、市街地へ。
町並みは、ザ・発展途上国という感じ。多くがコンクリート造だが、雑多というか、アジア的というか、整った町並みではない。が、それが魅力と言えるかも。
今どきの中国の大都市の方がきれいに見えるのは間違いない。だから中国が良いという訳ではないけれど。
市街地は車もそこそこ多いけど、それよりもバイクが異常に多い。多くはホンダかヤマハ製。うじゃうじゃしてる。活気があると言えるかも。
平均月収が3万円程度らしいが、バイクは日本とくらべて少し安い程度、12~15万円するらしい。なかなか高い。
車を買おうと思うととても高いはずだが、そこそこ走っているところを見ると、都会人はかなり収入が多いのだと思う。高級車も結構走っている。
全くどこをどう走ったのかよくわからないが、ホアンキエム湖の横を通る時は説明してくれた。ホアンは還す、キエムは剣を意味するそうで、そういう伝説があるのだとか。
ベトナムといえばフランスの植民地だった歴史があり、フランス風の建物も残されている。その一つ、オペラハウスの前でバス降車。
ベトナムにはほとんど横断歩道が無いらしく、”渡る練習”と称してロータリーを渡らされた。
コツは”決して急がず一定速度で、かつ、走らないこと”らしい。
一定速度で歩いていると車やバイクの方が避けてくれる。急に止まったり走ったりするとはねられる。
なんとかはねられずに全員渡りきった。渡りきった場所にあるビルの2階にJETROがある。一応研修旅行という建前になっているらしく、JETROで1時間程の研修を受ける。
ハノイの近くまで山がちだった気がするが、着陸前には平野になった。日系会社の工場も見える。
スムーズにノイバイ空港に着陸。ターミナルへ。
ノイバイ空港 新ターミナル
新ターミナルはとてもきれい。日本のODAで作られたのだとか。
きれいで新しくてシンプルで大変結構。日本のターミナルもこういう作りでいいと思う。
動く歩道で入国審査へ。特に問題なく終了。
階段を降りて、預け入れ荷物を貰いに行く。めずらしく日本式のベルト式というか、回転寿司式のヤツだった。
荷物も受け取り、税関検査は他の東南アジアと同様にまったくノーチェック。スルー。
さてさて、到着コンコースには多くの出迎えがいる。バンコクなんかと同じような感じ。
ありがたいことにツアーなので、用意されているバスに乗り込むだけ、ああ楽チンだ。
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