なんとなく、なんでも雑記
つれていってくれたのは、ローカルなホテルに併設のサウナマッサージ。
ガイドによると、ちゃんとしたお風呂とちゃんとしたサウナとちゃんとしたマッサージが受けられるとの事。
ベトナムで不用意にサウナに行くと、ロッカーを開けられてサイフを抜き取られたり、いかがわしいマッサージだったりするので、気をつけて欲しいとの事。
いかがわしいマッサージは興味が無いことも無いことも無いけど(笑)、財布を抜かれるのは外国ではとても困るな。健全でサイフを抜かれないマッサージに案内してくれた事に深い感謝。
ロッカーに荷物を入れるように指示さて、指定のパンツを履くと、”シャワーを浴びろ”らしい事を言われる。
シャワーを浴びて出てくると、一人用の桶のような風呂に入れと促される。隣接する桶に入った人は「冷たっ!」と言う。触ってみると、本当に冷たい。私の桶は温かかった。ちょっとかわいそうだった。
次に、やはり一人用のジャグジーみたいなのに入れられる。これはぬるかった。隣は「あたたかい」と言っているが、冷たい桶からこれに入れば、そりゃあたたかいだろう。
一斉に出るように促され、サウナへ。
なかなかいい感じだったけど、係りの兄ちゃんがなんかハーブのようなものをサウナに入れやがった。ハッカ風の刺激が目や喉に。死ぬ!アホか!
そこそこでサウナを逃げ出すと、またシャワーへ行けという。またかよ。
シャワーから出ると、体を拭けと。
体を拭くと、ロッカーの荷物を持って上に行けという指示。めまぐるしい。
上では部屋に通された。マッサージベッドが7~8台ある部屋。マッサージの女の子、多分16~18歳ぐらいの子がこっちへ来いと呼んでいる。
個室だったらちょっと勘違いしてただろうな、これwww
マッサージは仰向けになって頭からスタート。髪の毛引っ張られる。カツラかどうか調べてやがるのかも?
顔から始まって、足へ向かってマッサージされる。気持ちいい。
近くの台では、知人が変な声を上げている。をいをい、変なマッサージされてるんじゃないだろうなwww
途中で起こされてアクロバティックぽい、タイマッサージ的な事もされるが、タイ式ほど無茶もしない感じ。わかってもらえるだろうか?
足まで行ったら”うつぶせになれ”と促される。
女の子は隣の台の女の子と喋りながらマッサージしているが、手抜きをしている感じはしないし、むしろ微笑ましい。この辺は好き嫌いがわかれるかもしれない。
内股を揉まれる。声を出して笑ってしまった。
マッサージの時間は30分程度だっただろうか、最後にあたたかいなんか(ゆたんぽ?)が乗せられる。気持ちいい。
終了。
本当はマッサージしてくれた女の子にチップが必要なのだが、今回はガイドが全てコミコミでやってくれているのでチップ不要だった。
ガイドよ、どれぐらい儲けてるんだ? まぁ、ボッタクリタクシーやサービスに無駄にイラつく事も無いのでよしとしよう。世の中カネやな。
すっきりさっぱりして、夕食へ。
ロッテというと韓国の財閥だが、ハノイに高層タワーを持っており、タワーと付帯施設でロッテセンターを形成しているらしい。
エスカレーターはヒュンダイ製だった。言っては悪いが、大丈夫なんだろうか?
http://www.viet-jo.com/news/social/140926080450.html
リンク先を見て貰えばわかるとおり、エレベーターの落下事故もあったので、正直、ちょっと怖い。
しかし、ここまで来て引き下がる事もできない。さぁ行こう。
一気に65階へ駆け上がる。ちゃんと着いた。
高層ビルの展望ロビーに来るとクラクラする。別に高所恐怖症でもないけど、好きなわけでもない。
そして、東京スカイツリーにもある悪趣味なアレ登場。ガラス張りの床。ひーーーーーー。
スカートのお姉さんが平気でその上を歩いてる。下から丸見えやけど、地上から覗くヤツもいないだろう。
うひー、怖い。しかし、なんとか乗る。あー怖っ! 子供が走り回る。走るなっ!落ちたらどうする!
お茶して、一周まわる。日曜としては人が少ない気がするが、結構な値段がするので仕方がないかも。
降りてきた。
下にはロッテマートというスーパーがある。中を見たかったが、荷物を預けたりする手間がかかって時間がかかりそうなのでやめておいた。残念。
バスに乗り込むが、一人たりない。さっきフォーを80個買った人がロッテマートに行ったらしい。
待つ。
帰ってきた彼に、「フォー安かった?」と聞いたら、残念そうに「…安かったです」とつぶやいた。
やはり、先ほどの店ではボラれたらしい。仕方がないし、モノがフォーでよかったぐらいだと思う。これが宝飾品や値の張るモノだったら救われない。南無。
飛行機が夜中発という事もあり、サウナマッサージに行ってから夕食、それから空港というのが残りの流れ。
サウナへレッツゴー!
昼食後、ホアンキエム湖のところでバスから降ろされた。
降りたところにシクロのおっさんらが待ち構えている。既に団体で乗ることが決められており、チップも払ってあるので不要との事。しかし、個人的にはコレに乗るのは気が進まない。というのも、私はガタイがかなり大きい部類の人間で、おっさんらは痩せた人がほとんど。なんというか、こんなおっさんがこぐ乗り物に私が乗り込んでヒーこら言わせながら観光するというのが、どうも罪深い気がしてならない。
しかし、一人だけイヤだとも言えず。乗り込む。
うーん、遅い。歩いたほうが早い。見られるのも恥ずかしい。
よく見ると、大型電気カートのようなのが観光客を乗せて走っている。アレのほうがいい。
30分程乗った。なんというか、正直言ってあまり楽しいものでもなかった。こういう機会がないと乗らない気がするので、まぁ、乗ったことあるという権利を手に入れただけのような気がする。そんな権利、いらないし。
やっとのことでこの罰ゲームから開放され、歩いて市内散策。
今回の旅で、唯一のコンビニ発見。サークルK。ミニサイズのコンビニで水を購入。ちゃんと冷えてる水が買える幸せ。
歩き回ってると、色々な店がある。ニセモノを販売している店もあった。ブランドのベルトがずらり。しかし、残念な事に全く興味がない。値段だけ聞いたら15ドル~25ドルぐらい。そこそこの値段がするな。値切れば安くなるんだろうけど、いかんせん興味がないのでもはや交渉もせず。ばいばーい。
歩いていると、おっさんが勝手に俺の靴を磨こうとする。いらん。断る。頼んでもない靴磨きでカネを請求されてもうっとおしいしな。こういういらん所はちゃんとアジア的。
刺繍絵の店、見事な芸術品で値段も相当。すごいけど、わざわざここで買う観光客がいるのだろうか??
日本の一般庶民感覚ではそうなのだけど、ちゃんとこういう店があって観光ルートに入っているという事は、買うヤツがいるんだろうな。
カイシルクという店に行く。地元では有名なシルクブランドらしい。
値段的にはちょっとお高い感じだけど、手が届かない訳じゃない。彼女とかいれば買うんだろうな。そういう訳で、結構みんな買っていた。
散策をおわり、バスに乗って連れてこられたのが、ツアーお決まりの観光客用土産店。
全く興味ないけど、ガイドはこういうところで買い物してもらわないと旨みがないのだろう。
ちょっと興味を惹かれたのが、コピルアック。ジャコウネコのフンから採れるという最上級コーヒー品種。
いやしかし、コピルアックてインドネシアのものではないの??
コーヒーのプロではないので詳細不明だが、ベトナムで販売しているのはいかにも胡散臭い。希少で高いという事は知っているが、この店には希少と言うのをはばかるぐらい、けっこうな量のコピルアクが置かれている。あぁ、きっとだまされるんだろうな、みんな。
そんな感慨を持ち、おかげで1ドンもこの店に落とす気が失せたので、外で待ってたら、フォーを80個買ったツワモノがいた。
高値掴みしたのではないだろうか? ちょっと心配になる。
お昼ごはん。なんというレストランか分からないが、ベトナム旧家風でいい雰囲気。
中庭があり、中庭にブッフェ形式で料理があるので好きに取ればよい。
ちゃんとフォーもあるし、寿司もあるし、グリルで肉を焼いてくれたりもする。
しかし、普通のベトナム人はこういう店でお昼を食べたりはしないんだろうな。観光客かブルジョワしか来ない雰囲気が漂っている。内装もベトナム風というか、中華風というか、微妙にレトロフューチャーインドシナ(いま作った)な感じ。
ちょうど良い時間に入ったらしく、食べ始めてしばらくすると中国語を喋る団体がやってきた。
連中より先で良かった。後だと軒並み食い尽くされてたな。
ホーチミン廟を見学する予定だったが、すごい人人人。人の列がものすごい。
ホーチミンの遺体が安置されているが、ホーチミンの遺体はロシアの技術で保存されているそうで、度々処理の為にモスクワへ行ってしまうので、見られるのは運がいいとガイドは言っているのだが、この列に並んでまで見たいとも思わない。
皆同じ思いだったようで、「この暑さでこの列に並んだら死にかねない」という意見で一致したので、遺体を見るのはやめて、廟の周辺散策だけを行う事になった。
廟を出た後は自動的にホーチミンの家や執務室を見学するコースになっている。我々は廟の出口からこのコースに入ったことになる。
ちなみに、ホーチミンという人はベトナムの初代主席で、腐敗とは無縁の高潔な人物であったとして尊敬を集めている人物。
生涯独身で自伝の類も残していない。全国民的に”ホーおじさん”と呼ばれて親しまれているとの事。
ホーチミンの家は、国家主席の邸宅としては非常に質素で実利的。人柄が偲ばれる。
さて、はやりここにも資本主義が浸透していると言うべきか、ホーチミン見学コースを出たところは、お土産やジュース・アイスクリームなどが購入できるようになっている。
高潔な人物の遺蹟を見た後でも、この暑い中をさ迷い歩いた直後に資本主義的退廃的なアイスの誘惑に逆らう事などできるのだろうか、いいやできはしない!
やさしいホーおじさんの事だもの、それぐらいの事は許してくれるさ。それに、俺はベトナム人じゃないし、全身、資本主義社会に染まってしまっている日本から来たのだもの。どうしようもないさ!
という事で、アイス買うのに500,000ドン紙幣を出したら、あからさまに嫌な顔をされたが、ちゃんとおつりくれた。
ごめんよ、高額紙幣しか手許になかったのさ。
しばらく休憩の後、出発。
バスまで歩くが、歩道の両脇に土産店が軒を連ねる。ベトナムらしい三角の帽子や、軍の帽子、ベトナムの風景葉書、おもちゃ、なんやらかんやら売っている。大抵はドルが使えるのもベトナムらしい。
車道まで出て、バスがやってくるまで暫く道路前で待ち時間があったのだが、どこからともなく自転車でパンを売り歩くおばさん登場。バスがやってくるまでにパン売りおばさんは3人に増えた。観光客にはパンが売れるものなんだろうか??
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