むるむる ブログ

なんとなく、なんでも雑記

AD

ニューヨークで初めて行く美術館、MoMA
Museum of Modern Art
ニューヨーク近代美術館 とも言われる。

近代美術館だけあって、近代的なビルだ。

さてさて、一番上の階から攻めていこう。
うーん。うーん。うーん。
あー。あー。あー。
えーと。えーと。えーと。

さっぱりわからん。
モダンアートは俺には無理やな。

わかったのは、マチスの踊ってるやつ。
それから、ダリの溶けそうな絵。

この辺は美術の教科書見た時にはわけわからんと思ってたけど、現代アートの中では、まだわかりやすい方やったんやな。

まぁ、それはそれ。
一通りは見て回ってから、一応有名どころは押さえておこうと思い、案内の人に
「アンディーウォーホルの作品はどこにあります?」と聞くと、
「ただ一点だけあります。3Fです。」などと言う。

一点だけ?ウソだ!
MoMAと言えばウォーホル。ウォーホルといえばMoMA といった、切っても切れない関係のはずだ!
いや、知らんけど。
キャンベルスープの絵がいっぱいあるだろう。という思い込みをずっとしていたのだけど、違うの?

一点だけというウォーホルの作品は、うーん、見たことないな。
GEのマークとか入ってた。
あれぇ?キャンベルスープは??

なんだかやりきれない気分のままだが、仕方がないのであきらめる。
一点だけと言うからには、一点しかないのだろう。
ミュージアムショップにはキャンベルスープの磁石とか腐るほど置いてあるというのに、理不尽に感じる。

気を取り直して、今度は案内デスクに「キースヘリングはどこに?」と聞いたら。
「うーん、うーん。」なかなか答えが出てこない。
あれ?もしかして無いの?そんなことないよね。
「うーーーーーん、地下にあります」

「地下?」
「地下。」

地下ねぇ。本当だろうか?

1Fに降りると出口なんだけど、出ちゃっていいんだろうか?
だが、他に選択肢も無い。とりあえず、出てしまう。

そこから、「地下ってどういくの?」と聞くと、「あっち」と教えてくれるけど、本当かね?

迷っているうちに、地下への入口のようなものを発見。「チケット見せろ」と言われた。
これか。

地下に降りていく。
そこはポップでファンキーな空間。
ピンク色の小さい部屋(それ自体が作品)とかがある。

そんな中で、これも一点だけ、人目でキースヘリングとわかる作品があった。
なんで一点しかないの?

タイミングが悪かったのだろうか?
まぁ、アンディウォーホル も キースヘリング も、ちゃんと見ることができたから、これはこれでいいのかもしれない。
別に近代美術に興味がある訳でもなく、ニューヨークに来たからには…というだけの理由で訪れたMoMAだもの。
空振りに終わらなかっただけでも良かったのかもね。
でも、キャンベルスープが無いってどういうこと?
目玉(と俺は思っている)の作品ぐらいは、常設展示にしておいてもらいたいなぁ。

それから、イチオシのお土産が UNIQLO とのコラボTシャツなんだけど。
いや、それはいいんだけど、日本から来てNYのMoMAのお土産がUNIQLOと言うのも、ちょっと渡す方も渡される方も困るので、別にいくつか押し土産を作っておいて欲しいです。

ほんで、値段の設定が極端に思った。つまり、めちゃ高いか、やけに安いか しか無い。
ミドルレンジの土産が欲しいなぁ。MoMAのマークがばっちり入ったやつで。

…土産にはキャンベルスープのグッズがたくさんあるのに、どこにも展示が無いというのも、なんかさびしいです。

ちょっと負けた感を残しつつ、MoMA から撤退。

 

Post date : 2017.12.02 12:25