むるむる ブログ

なんとなく、なんでも雑記

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京都に湯豆腐の店は多くあります。
そのなかで、今回は京都の某豆腐店の豆腐を使っている事で知られる湯豆腐店へ行ってきました。
一度、どれほどの味なのか、うちと比べてどうなのか? 知りたかったのです。
評価は私の主観も入るので、店名を出すのは控えておきます。

さて、平日だというのに人通りの多い京都西部の観光地、その中で、落ち着いた京都らしい雰囲気のお店に入りました。

幾つかあるコースの中から、三千円台後半のメニューを選択。ランクとしては高い方から3番目のメニューです。
なかなかの値段です。

一番最初に湯豆腐が出てきます。
なるほど、豆腐は淡白な食品ですから、味の濃いものの後ではその繊細な味は堪能できないでしょう。
理に適っています。

つるりとした豆腐で、煮崩れしにくいと聞いていましたが、なるほど、やわらかいのに箸でつまめました。
味については、あまり豆の感じはしない、どちらかというと、水の美味しさを味わうという風に感じました。
豆は国産とカナダ産を使っているとの事…
豆腐自体の小売値段も知っていますが、なかなかの値段です。この値段で外国産の豆を入れちゃう?どうして? と、つい同業者目線で見てしまいます。
あまり、地の豆々らしさを出すのは洗練に欠ける…という事なのかもしれません。ならば、海外産もわからなくはないです。京都人の合理性でしょうか。

評価としては、おいしい湯豆腐だと思います。
だし醤油で食べる湯豆腐、いいですね。だし醤油は勉強になりました。

それから、先付けと胡麻豆腐が出てきます。美味しいです。
そして、ひろうす。美味しいです。
天ぷら、吸い物。じゅんさいが入っていて高級な感じがします。美味しいです。
ごはん、デザート。

ごちそうさまでした。

評価としては、美味しかったです。
しかし、値段がちょっとお高いかな。

一番のメイン、湯豆腐おいしかったです。
でも正直言って、うちの豆腐の方が、美味しいな(笑)。そう思ってしまうのは贔屓目でしょうか。
豆腐屋はだいたい自分の所が一番と思っているでしょうから、そう思ってしまうのは勘弁してもらいましょう。

京都人のしたたかな商売手法には感心しました。
雰囲気、おもてなし…大阪のような「商売人如き」的な卑屈さは無く、洗練されています。感心しました。あれは見習わなくてはなりません。

Post date : 2024.02.20 14:43