なんとなく、なんでも雑記
指宿といえば、温泉です。
砂蒸し風呂が、他にはあまり見ないめずらしい温泉です。
13:56に指宿に到着して、
17:16 まで枕崎へいく列車が無い私としては、温泉に行くべきでしょう。もはや義務です。
『砂蒸し会館 砂楽』 という施設で、宿泊客でなくても砂蒸し風呂が入れるという事前情報を得ていた私は、駅前からタクシーに乗って移動。
約5分程で到着。
料金を払い、浴衣とタオルを貰って入場。その際「下着は全て脱いで下さい。浴衣だけ着てください」という、なんかちょっとドキドキする注文を付けられた。
なんだかちょっと下がスースーする全裸に浴衣という、通報されてもおかしくない格好で更衣室から海岸へ。途中にはしつこいぐらいに【撮影は禁止!】という看板が何枚も立っている。
男性も女性も同じ場所で砂蒸し風呂に入るので、それも当然かなと思う。
希望すればインナーウェアも借りれるようだ。
「はいはい、ここに座って」「タオルを頭に」「ゆっくり寝てください」「砂掛けますね」
言われるままにしているだけで、あっというまに砂に覆われてしまった。
「10分程度を目安にしてください」「時計はこちらです」「何かあったら声かけて下さい」
そして、スコップを持った砂掛けマン達は次の砂掛けに移動して行った。
…
1分程度経っただろうか、やたらと右腕が熱い。これはヤバい。
砂掛けマンに声をかける「すいませーん」
右腕がやたら熱い事を伝えると
「右腕を砂から出してください」
適度に砂を調整して、「右腕を置いてください」
砂を掛けられる。
「これでどうでしょう?」
熱くなくなった。ちょうど良い。「ちょうどいいです」
「何かあったら声かけて下さい」
そして訪れる、静寂の時間。
…
少し離れた場所で、砂掛けマンが砂掛けをしているのが聞こえる。
波の音が聞こえる。
船の音が聞こえる。
体がじんわり温かい。
10分はすぐに過ぎた。体がポカポカしている。
…
結局、12~13分程砂に埋もれていただろうか。
あまり長いとのぼせるようなので、砂から脱出。
そして、海岸から建物へ戻っていく。
一度海岸の砂風呂から建物へ戻ると、砂風呂へ再び行くことはダメらしい。
砂まみれだしね。
浴衣を脱ぎ、しっかりと砂をかけ湯やシャワーで洗い流したら、普通の温泉につかる事ができる。
なるほど。よくできている。
1時間ぐらいいて、タクシーで指宿駅へ戻った。
途中でタクシーの運転手さんと話しをして、「これから枕崎へ行くんです」と言うと、とても驚かれた。
「かなり時間かかりますよ」
との事だった。
地元の人でも、指宿枕崎線に乗って枕崎へ行く事は無いようだ。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |