むるむる ブログ

なんとなく、なんでも雑記

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なかなか、
「化血研が悪い!」とも言い切れない、
医薬業界の根深い業のようなものを感じました。

http://www.huffingtonpost.jp/yasushi-kawaguchi/blood-products_b_8925468.html

 

最後の方に書かれていますが、
血液製剤をベトナム戦争にかこつけて、軍事的な「後方支援物資」と決め付けてしまって、国会によって、
21世紀になって15年から経っている今も「輸出貿易管理令」で縛られて輸出が制限されているというのは、
左翼の残した負の遺産と言えるのではないでしょうか。

人の命を救える可能性を、みすみす摘んでいる愚かさ。
何とも思わないのですかね?
ベトナム戦争が終わってから、何年経ってると思っているのでしょうか?

改善する気はないのか?

日本で余っている高品質の血液製剤を、海外に提供できれば、すばらしいのではないですか?
左翼の人々は、それでも「兵士の命を救うかもしれないから、いかん!」と、今でも言うのでしょうか?
バカバカしい。
兵士でも、一般市民でも、救えたらええんちゃうの?

考えが狂ってるな。

少なくとも、
化血研は品質、効率改善の為に企業努力の結果として法令違反を犯したわけです。
もちろんいけない事ですが、変な法令の縛りを作っている部分は、もう改善するべきでしょう。
法令を守って人が死ぬようでは、何のための法令なのか、本末転倒な話です。

左翼の連中は、
ベトナムで米兵を救うために日本の血液製剤が使われるのは許せん!
として、血液製剤を輸出禁止に追いやった。
それは、法令には違反してないかもしれないけど、命の可能性を奪っている。

どっちが倫理的に問題あるのか、一目瞭然じゃないの?

だから左翼は嫌いだ。

今回の事件を、「化血研が悪かった」で終わらせるのではなく、
その背景にベトナム戦争時代のカビの生えたような、今では意味の無い法令の壁があることをきちんと捕らえて、化血研だけでなく、国会でも、必要な法制の変更や廃止をきちんと行うべきだと思います。

Post date : 2016.01.08 16:26