なんとなく、なんでも雑記
2日目の朝。
ニューヨークで定番の観光地と言えば、
自由の女神。
他に何があるというのか…いや、たくさんあるけどさ。
まずは抑えておかねばならない超定番。らしい。
マンハッタンの先端、バッテリーパークからフェリーに乗って行く。
バッテリーパークまでは地下鉄+徒歩で来た。
$18.5でサイトから予約ができて、時間指定でフェリー乗り場に行く時間を指定されるんだけど、
本当にこの予約が意味あるのは、自由の女神の王冠に登る予約を取る時だけだと思う。
しかし、この予約は3ヶ月先まで既に埋まっている。
1日160人ぐらいしか登る事のできない、プラチナチケット?と化している。
どうしても王冠まで登りたい人は、早めに予約をしておくことだ。
王冠まで登らない、台座までの入場は、平日ならその場で買っても大丈夫だと思う。
各種パスを使う人は、大抵 自由の女神 は組み込まれているし、時間指定に関係なくいつでもフェリーに乗船可能なプライオリティが付いているのが普通のようだ。
さて、フェリー乗り場に朝からやってきた。
が、このフェリー乗り場で空港のようなセキュリティチェックがある。まじか!
911以降、こういう検査が人があつまるような場所や観光スポットでは当たり前になっているらしい。
アメリカ的な大らかさがアメリカのよい所だと思うんだけど、やはり、あのような大規模テロがあったのでは、仕方ないのだろう。
それにしても、めんどくさい。
こっちはパスポートやらカード類やら現金やら、肌身離さず持ち歩いている旅行者なので、チェックの度に荷物やらサイフやらと離れ離れになってしまい、はなはだ不安になる。
困ったもんだ。
無事にセキュリティチェックを通過し、フェリーを待つ。ひたすら待つ。まだかよ。
20分程待たされただろうか、ようやくフェリーがやってきて、さぁ、出発。
船は一路、自由の女神を目指す。
摩天楼の立ち並ぶマンハッタンを海から眺めるのはすばらしい。
が、寒い。寒すぎる。
ニューヨークは11月に観光に来るところじゃないな。
本当はハドソン川をパワーボートに乗って超高速で飛ばすというアトラクションに乗りたかったのだけど、調べてみると夏しかやってなくて悲しかった。今度(もし来る事があるなら)は、夏に来よう。
15分程で自由の女神が佇むリバティー島に到着。
フェリーから降りたところで、これから乗り込む修学旅行と思われる日本人集団と遭遇。
浪速学園とかなんとか書いてあったような。はるばるニューヨークで大阪の学校の集団と出くわすとはなぁ。
平日水曜日にも関わらず、そこそこの人出。さすがNYで一番の観光スポット。でも、混雑という程ではない。
観光地に行くのは平日に限るな。
とりあえず、台座までは行っておこう。確か前回来た時は、あまりの人の多さに台座に入るのさえ拒否してそのまま帰った記憶がある。あんな超行列に並ぶくらいなら、死んだほうがマシだと思ったはずだ。
今回は、一応行列はできていたものの、5分程でチケットのチェックまでたどり着いた。まぁ許容範囲。
「カバンはロッカーに預けろ」というような事を言われたので、仕方なくカバン類をロッカーへ預ける。パスポートや現金もあるのに大丈夫なんかな??
一応、指紋認証式のロッカーだ。けど、表示は当然英語。不安だ。
ロッカーに預けた後に、またチケットのチェック。何回チェックするんだか。
さて、台座に入ると、エレベーターの前に長い列。オーマイガー!
階段でいこう。我々には足がある。
5階~6階ぐらいの高さを登ったと思う。「エレベータに素直に並んだらよかったかな?」と思い始めたぐらいに着いたので、多分そんなもんだ。たいした事は無い。
台座に登ってみる景色は、うん、まぁ、そんなに感動するものでも無い気がするなぁ。
不思議な事に、カバンをロッカーに預けないとチェックを通してくれないシステムだったはずなのに、ここではみんなカバンを持っている。どういう訳なんだろうか?チェック無意味じゃないか。ここにテロリストがいたらどうする?カバンからサブマシンガンが出てきたらみんなアウトだよね。
しっかりしているようで、やはりアメリカはアメリカというか、なんだかザルなセキュリティに安心するような、不安になるような。複雑な心境。
さてさて、王冠には当然上がれない訳だけど、ダメもとで係員の所に行ってチケット見せて通れないかと思ったが、やっぱりダメだった。当たり前だね。
「君のチケットではここから通れないんだ」と申し訳なさそうに言われた。いいえ、こちらこそすいません。
台座の1階まで降りて、自由の女神ミュージアム になっているので一回り。
なぜフランス人がアメリカにこれを送ろうとしたのかはよくわからないが、アメリカのシンボルとして根付いているのは間違いない。
ロッカーのところまで戻ってきた。ロッカー番号と指紋認証でちゃんと開いた。よかった。
表示には「扉を閉めたら2度と開かない!気をつけろ!」という脅し文句が出ていて、ちょっと嫌な感じ。
女神像を離れて、島の周辺を女神の正面まで歩いてきた。
多くの人が写真を撮っている。私も写真を撮った。
なかなか大きい像だと思う。
こういう観光資源が地元にも欲しいな。
PLタワーとかあるんだけどな。かなり個性的でいいと思うんだけど、知る人ぞ知るというシンボルなので、ここまでの集客力は無い。PLタワー自体が宗教施設なので、観光でPRするのも難しいという事情もある。残念だ。
心置きなく自由の女神観光を終えた。もう来ないだろうな。機会があればまた来たいものだけど、ニューヨークは遠いししんどいわ。
帰りのフェリーは、来るとき程混んではいなかった。リバティ島からのフェリーは、ニュージャージーに行ってしまうものもあるので気をつけたい。ちゃんとニューヨーク行きに乗り込もう。
帰りのフェリーはエリス島に立ち寄る。移民局があった島で、ヨーロッパ系アメリカ人には感慨深い場所のようではある。昔カリフォルニアでホームステイしたお宅のご主人はアイスランドからやってきたので、エリス島でどうとかこうとか聞いたような気がしないでもない。
もちろん、私にとっては特にそういった感情がある訳では無いし、時間も無いので立ち寄らず。
貧乏旅行なので、切り捨てるところはバッサリ切り捨てざるを得ない。滞在時間にも、お金にも、余裕など無いのだから。
私の心からのアドバイスとしては、そんな人はニューヨークを旅行先に選ぶべきでは無い。
今回は同行人から「自由の女神見たい」というリクエストがあったので、致し方なし。
ニューヨークは、北米で一番カネのかかる滞在地だと思う。
そうこうしているうちに、バッテリーパークまで戻ってきた。
さぁ、次だ。
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