なんとなく、なんでも雑記
ツインタワー跡地を見てしんみりした後は、
一気に全米一高いビルに登って、気分を一新しよう。
展望台受付に行くと「今日は空いてるから、すぐに上に登れますよ」との事。
さぁ行くぞ。
展望台へのエレベータは、外が見えるわけじゃないけど、扉以外の3面が全面モニターになっていて、上昇すると共にニューヨークの景色が昔から現代に様変わりしていく様子を再現するという凝った演出。
あっというまに展望階まで到達。
展望デッキに行くまでに、建設についての短いドキュメントを見せる演出があり、なかなか考えられている。
さて、その後は写真撮影をしてもらえるが、買うつもりもないのでパス。
ipadを使った多言語案内端末はどうか?と聞かれるが(有料)、これもいらないのでパス。
やっと展望を楽しめる。
眺めは大変良い。自由の女神も小さく見える。
ニューヨークといえば摩天楼だが、このビルは飛びぬけて高いので見上げるものは何も無い。全てが目線の下にある。
変に特権階級と勘違いしそうな眺めだ。「ふはははは、下賤のものどもよ!」などと言い出したくなる。いや、言い出さないけど。
すごいビルなのだけれど、「西半球で一番高いビル」などという、微妙な肩書きを持っている。
執筆時点で世界7位の高さのビル。西半球がどこを指すのかよくわからんが、多分”東経”の範囲は東半球なのだろう。
ニューヨークで一番高いビルに登ってきた。
という自慢をするために登るビルだと思う。それなりに価値があると思うし、意義もあると思う。
私はひねくれた人間なので、つい「スカイツリーの方が高いしなぁ、自立鉄塔としては”世界一”の高さだし。」などと思ってしまうが、そんなひねくれた人間ばかりではないはずだ。
マンハッタンの摩天楼を見下ろしたり、小さくしか見えない自由の女神をみてみたり、西半球で一番の高さを楽しんだり、そういう事なのだ。と、自分を納得させる。見学代分の価値はあるのだ!絶対にある!そう思わないとなんだか損した気分になるし...いや、絶対に登って良かったのだ!間違いない!
少なくとも、世界145位の高さ(執筆時点)の あべのハルカス なんかよりは、意味があったと思う。きっと、多分、必ず。
しかし、日本低いなぁ。日本一の高さのビルで145位かよ。
それよりも、中国の高層ビルの多さが異常。あんな広い国に高層ビルなんか必要なのかね??
とりあえず、ニューヨーク名物を一つ消化した。
次いこう。
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