むるむる ブログ

主に旅について、それから色々

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どうも、旅の達人予備軍の皆さん!
「国内旅行なんて、いつも行ってるし余裕!」なんて思っていませんか?それは大間違い!

ちょっとした知識――「雑学」を知っているかどうかで、旅の快適度も、SNSでの「いいね」の数も激変します。

今回は、あなたが旅先で一目置かれること間違いなしの、「国内旅行で旅に必須の雑学3選」を届けします!
これを知れば、もうあなたは初心者ではありません。

1.旅館・ホテルの雑学:実は「風呂上がりの牛乳」は戦略だった!?

温泉に入ったら、風呂上がりに「牛乳」や「コーヒー牛乳」を飲む。これ、もはや日本人のDNAに刻まれた儀式ですよね。

でも、なぜ温泉旅館は牛乳を置いているのでしょう?ただの「昔からの習慣」?

答えは… 戦略です。

旅館やホテルの冷蔵庫に牛乳が置かれているのは、実は明治時代以降、「温泉に入ると体が温まり、より美味しく感じる」という相乗効果を狙った旅館側の「販売戦略」の名残。

昭和初期の「浴場牛乳」キャンペーンや、高度経済成長期の観光ブームで、この習慣が全国に広まりました。
つまり、あなたが「無性に飲みたい!」と感じるのは、100年以上の歴史を持つ”マーケティングの勝利”なんです。

地元産の牛乳や、ちょっと珍しい瓶入りのコーヒー牛乳を見つけたら、
「これ、明治時代からの販売戦略なんですよ!」と
ドヤ顔で友達に話してみましょう。間違いなく「へぇ〜!」がもらえます。

2.交通機関の雑学:新幹線の「下り奇数・上り偶数」は誰が決めた?

長距離移動の強い味方、新幹線。

「のぞみ201号(下り)」や「ひかり48号(上り)」のように、号数が下りは奇数、上りは偶数になっているのはご存知ですか?

テキトーに番号を振っているわけではありません。
ここにも、日本の鉄道の歴史と緻密な計画が隠されています。

新幹線の下り奇数・上り偶数のルールは、JRが誕生する前から(国鉄時代から)、日本の鉄道の「基本原則」として決められています。
東京から離れる方向を「下り(奇数)」、東京へ向かう方向を「上り(偶数)」と定めたのです。

このルール、実は東海道新幹線が開通した1964年(昭和39年)に適用され、以降、在来線も含めて日本の鉄道の多くの優等列車に引き継がれています。
この規則があるおかげで、運行指令室や利用者が、パッと見て列車の進行方向を把握できるのです。

新幹線のホームで待っている時に、「あ、この番号は偶数だから、東京方面に戻る列車だな」とサクッと見分けがつくようになります。
「あの新幹線は偶数だから東京行きですよ」とサラッと言えたら、「鉄道ヲタクか(褒め言葉)」と突っ込まれるかもしれません。

3.旅先の作法雑学:「寺社仏閣」の拝観料、実は呼び名が違う!

旅行といえば、歴史あるお寺や神社への訪問は外せません。

「拝観料」や「入館料」を支払うとき、ふと疑問に思いませんか?
このお金、なんで場所によって呼び名が違うの?

お寺の建物や庭園を見学するためのお金は「拝観料」と呼び、神社で神聖な場所に入るお金は「初穂料」や「玉串料」、展示施設の場合は「入館料」や「入園料」と呼びます。
これらは単なる言葉の違いではなく、「何に対して支払っているか」という宗教的な意味合いが違います。

お寺の「拝観料」は、建物を維持管理するための費用という意味合いが強いです。
一方、神社は「お賽銭」以外にお金を納める場合、神様に捧げる供物(初穂)や玉串の代わりという意味合いが強くなります。

次にどこかへ行くとき、受付で「拝観料はこちらです」と言われたら、「このお金は建物の維持管理に使われるのね」と心の中でつぶやきましょう。
また、受付で「入館料」を要求するお寺や神社は、実は「博物館・美術館」的な性格も持っていると判断できます。

雑学は最高の「旅のスパイス」

国内旅行をワンランク上にするための、「旅に必須の雑学3選」はいかがでしたか?

単に有名な観光地を回るだけでなく、その裏側にある歴史や文化、そしてちょっとした「大人の事情」を知ることで、あなたの旅は深みを増します。

次は、あなたが訪れた旅先で、今回学んだ雑学を披露して「ドヤ顔」する番です。

Post date : 2025.10.31 12:35