主に旅について、それから色々
近年、中国外交部は日本に対して強い言葉を繰り返しています。
歴史問題、処理水問題、安全保障、あらゆる場面で日本批判が発信されますが、国際世論を見渡すと、その多くは日本の評価低下につながっていません。
むしろ皮肉なことに、
「中国が強く批判するほど、日本の評価が相対的に上がる」
という現象すら起きています。
なぜ、中国外交部の日本バッシングは失敗し続けるのでしょうか。
そして、なぜ日本は「特別なことをしていないのに」評価が上がるのか。
そこには、両国の外交思想と国際社会の変化がはっきり表れています。
まず、中国側の狙いを整理しておきましょう。
中国外交部の対日批判には、主に次の目的があります。
特に重要なのは、「国外よりも国内向け」という点です。
強硬な対外姿勢は、中国国内では一定の支持を得やすく、政権の正統性維持に役立ちます。
しかし、この戦略は国際社会ではまったく別の評価軸で見られているのです。
現代の国際社会では、
が重視されます。
たとえば処理水問題でも、
といった一次情報が誰でも確認できる状態にあります。
感情的な非難や政治的スローガンは、
「裏取りできない情報」として扱われやすく、説得力を持ちません。
中国外交部は近年、いわゆる「戦狼外交」と呼ばれる強硬路線を続けてきました。
しかし、
という姿勢は、外交において最も重要な「信頼」を削っていきます。
結果として、
「中国が強く言う=政治的意図がある」
というフィルターで見られるようになってしまいました。
日本外交の特徴は、良くも悪くも非常に地味です。
これらはニュースとしては派手ではありませんが、
国際社会にとっては最も信頼しやすい態度です。
中国が声を荒らげるほど、
という印象が強化されていきます。
ここで重要なのは、日本が「何もしていない」わけではない、という点です。
日本は実際には、
という極めて現代的な外交手法を淡々と続けています。
それが結果として、
「騒がないが、信用できる国」
という評価につながっているのです。
中国外交部が日本バッシングで成功しにくい理由は、個別の失敗ではありません。
制度と思想そのものの限界です。
この状態では、国際社会で信頼を積み上げるのは困難です。
もちろん、日本にも課題はあります。
「何もしなくても評価が上がる」状況に甘えてしまうと、
誤情報が拡散した際に対応が遅れるリスクもあります。
今後、日本に求められるのは、
という姿勢を維持することです。
中国外交部の日本バッシングは、
結果的に「日本の信頼性」を国際社会に再確認させる材料になっています。
皮肉ですが、それが現実です。
外交とは、声の大きさではありません。
信頼を積み上げた国が、最後に勝つ。
その構図が、今の国際社会ではっきり見えてきています。
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