むるむる ブログ

主に旅について、それから色々

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―「放浪」でも「夢物語」でもない、現実的な生き方―

「旅をしながら暮らす」
一昔前なら、バックパッカーか作家の特権のように語られてきました。
しかし今、「旅で稼ぐ」という生活は、特別な人だけのものではなくなりつつあります。

ただし――
SNSにあふれるキラキラした“旅暮らし”と、現実はまったく違います。


旅で稼ぐ=旅が仕事になる、ではない

多くの人が誤解しがちなのが、ここです。

× 観光しているだけでお金が入る
× 好きな場所に行って写真を撮れば稼げる
× 旅がそのまま仕事になる

現実はこうです。

「旅をしながら、価値を生み続ける人が稼げる」

旅はあくまで「環境」や「素材」。
お金を生むのは、アウトプットです。


「旅で稼ぐ人」がやっていること

① 旅をコンテンツに変える人

  • ブログでの情報発信
  • YouTubeや動画
  • 写真・映像素材販売

彼らは「旅を見せている」のではなく、
役に立つ形に編集しているのが特徴です。

  • 行き方がわからない
  • 費用が知りたい
  • 失敗したくない

こうした不安を解消する情報こそが、価値になります。


② 旅を背景にして働く人

  • リモートワーク(ライター・IT・翻訳など)
  • フリーランス業
  • オンライン講師・コンサル

このタイプは最も安定しています。

「今日は温泉地、明日は地方都市」
でも仕事の中身は変わらない。

旅先は「気分転換」であり、
収入の源泉は別にあります。


③ 旅先で“役割”を持つ人

  • 観光地での短期バイト
  • ワーケーション
  • ガイド・同行サポート

特に最近増えているのが、

  • 高齢者・初心者向けの旅サポート
  • マニア向け専門案内(鉄道・航空・歴史)

「詳しい人」「慣れている人」は、それだけで価値になります。


旅で稼ぐ生活の“地味な現実”

正直な話をします。

  • 移動日は仕事が進まない
  • Wi-Fiが不安定
  • 体調管理が難しい
  • 収入が月ごとにブレる

自由と不安定はセットです。

だから、旅で稼ぐ人ほど、

  • 固定費を極端に下げる
  • 住む場所を持たない
  • 保険・貯蓄を重視する

という、堅実な選択をしています。


SNSで見える「旅暮らし」は一部だけ

よくある光景:

  • 海が見えるカフェでPC
  • 絶景の中で仕事
  • 毎日が非日常

現実:

  • 宿で地味に作業
  • 深夜まで編集
  • 移動後に体調不良

旅で稼ぐ人ほど、
旅にロマンを持ちすぎていない

これが共通点です。


向いている人・向いていない人

向いている人

  • 一人作業が苦にならない
  • 不安定でも冷静でいられる
  • 旅先でも淡々と仕事ができる
  • 「自由=責任」と理解できる

向いていない人

  • 旅行=完全オフでいたい
  • 収入が減ると強い不安を感じる
  • 生活リズムの乱れが苦手

それでも「旅で稼ぐ生活」を選ぶ理由

それでも、この生活を選ぶ人がいるのはなぜか。

  • 毎日同じ景色で消耗しない
  • 地方や海外のリアルが見える
  • 人生の主導権を自分で持てる

「楽だから」ではなく、

「納得できるから」

という理由で続けている人が多いのです。


旅で稼ぐという生活は、逃げ道ではない

最後に、これだけは強調したいです。

旅で稼ぐ生活は、

  • 社会からの逃避でも
  • 楽して生きる手段でも
  • 非現実的な夢でもありません。

むしろ、

自分で仕事を作り、
自分で責任を負う、
とても現実的な生き方

です。

Post date : 2026.01.17 16:59