主に旅について、それから色々
海がない国、「内陸国」。
日本のように四方を海に囲まれ、島そのものが観光資源になっている国から見ると、
「リゾートも作れないし、観光では不利なのでは?」
と感じがちです。
しかし、世界を見渡すと、内陸国=観光弱者 ではありません。
むしろ「海がないからこそ光る」観光戦略で成功している国がいくつもあります。
今日はそんな “内陸国と観光” をテーマに、
魅力・課題・成功パターンまで、分かりやすく整理してみます。
まず一般的にイメージされる弱点はこれ。
世界の観光市場では、
ビーチリゾートは圧倒的な強者ジャンル。
ハワイ・モルディブ・バリ・プーケット……
“海のブランド力”は絶大です。
内陸国は、それが使えません。
内陸国は“他国を通らないと来られない”のが基本。
そのため、
という現実があります。
例えば中央アジアやアフリカの内陸国では、
「来るまでがすでに冒険」 という場所もまだまだあります。
国内観光はグローバル産業でもあるため、
宿泊・食材・設備・建材など、多くが輸入依存。
結果として、観光開発が進みにくい国もあります。
では、内陸国は本当に不利なだけでしょうか?
答えは NO。
ここからは、
「内陸国なのに世界に名を轟かせた観光成功例」を見ていきましょう。
✨ 観光ブランド力:世界トップクラス
むしろ 「海が無いなんて誰も気にしていない」 レベル。
スイスは、
「内陸国=自然が豊富」「国境の交差点=文化の交じり場」
という特徴を最大限に活かし、
“山岳観光”という世界的ジャンルをほぼ完成させた国 です。
海がないどころか、
「海?なくても困ってませんけど?」
と言い切れる成功モデル。
観光客の目的は 海水浴ではなく“人生で一度の体験”。
海は提供できなくても、
「唯一無二の体験」が提供できるなら、観光は成立する好例です。
海なしアフリカの内陸国は厳しい——
そんなイメージを覆したのがこの国々。
彼らは
“大量観光ではなく、高品質観光”
という戦略で成功しました。
「海がない」代わりに、
“歴史という時間資源” をブランド化したパターンです。
ここまで見ると、
海がないからこそ、
“何を強みにするか”が極端にクリアになる。
と言えます。
内陸国が得意とする観光ジャンルはだいたい決まっています。
つまり、
「消費する観光」より「体験する観光」に強い のが内陸国。
もちろん課題もあります。
→ 空港整備
→ 乗り継ぎの利便性
→ ハブとの連携
内陸国は必ず「隣国依存」になるため、
外交と安全保障は観光に直結。
特に中央アジアやアフリカでは、
「行けるかどうか」が観光条件になる現実があります。
“海リゾート”はそれだけで想像できる観光商品ですが、
内陸国はコンセプト設計が必要。
ここが成否を分けます。
内陸国の観光は確かに簡単ではありません。
しかし、
これが現実です。
そして実は──
「海リゾートは代替が効くが、
スイスの山やネパールの体験は代替が効かない」
観光の本質はそこにあります。
日本は海が強みですが、
世界の観光潮流は
「自然 × 体験 × 物語」
へ移っています。
内陸国の観光戦略は、
“資源が限られていても強くなれる”という好例。
これらは日本の地方観光にも、そのまま応用できます。
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