主に旅について、それから色々
「京都は観光公害」「外国人が多すぎる」
日本ではこうした声がよく聞かれますが、そもそも——
彼らは、京都の何を見に来ているのか?
この問いを正しく理解しない限り、
京都のオーバーツーリズム問題も、観光政策の迷走も解決しません。
多くの外国人観光客にとって、京都は単なる観光地ではありません。
「日本という文明の“完成形”を体験できる場所」
それが京都です。
東京=現代日本
京都=歴史と精神の日本
この分業構造が、海外では非常に分かりやすく認識されています。
海外にも古い街はあります。
でも京都が特別なのは、
という点です。
「遺跡」ではなく「現役の歴史都市」
これは世界的に見ても極めて希少です。
インバウンド客は、
「金閣寺が金色でキレイだから」だけで来ているわけではありません。
彼らが惹かれているのは、
といった、西洋文明とは真逆の価値観です。
つまり京都は、
「効率と拡大」を突き詰めた欧米文明の人々が、
一度立ち止まるための場所
になっています。
実は、インバウンドが一番興味を持つのは——
です。
「観光用に作られていない京都」
ここにこそ、本物を感じています。
その結果、
・路地に人が溢れる
・住宅街に観光客が来る
という摩擦が起きているのです。
見るだけではなく、
「参加できる文化」
これが、京都が世界最強の観光地である理由です。
体験型観光との相性が、異常なほど良い。
データ的にも、
という傾向があります。
欧米の富裕層ほど、
「混雑していない京都」
「静かな時間の京都」
を強く求めています。
答えは単純です。
求められているものと、提供している導線がズレている
京都は、
「価値がありすぎる」のに、
「受け止め方がまだ追いついていない都市」
とも言えます。
彼らが京都に来る理由は、
ではありません。
「この国は、どうやって“豊かさ”を定義してきたのか?」
その答えを、京都に探しに来ているのです。
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