主に旅について、それから色々
アジアの空を見渡すと、二つのLCCブランドが目に入ります。
一見すると、
どちらもLCCで、どちらも安い航空会社
に見えます。
しかし結果は大きく分かれました。
この記事では、 「JetstarはなぜAirAsiaになれなかったのか」を、 経営能力や努力論ではなく、制度と構造、設計思想の違いから解説します。
先に結論です。
Jetstarは失敗したわけではありません。
ただし、
という根本的な違いがありました。
この差が、 「増殖できたLCC」と「できなかったLCC」を分けました。
Jetstarは、
のLCC部門として誕生しました。
(オーストラリアで、「カンタス」と言ってもほぼ通じません。「クワンタス」と言った方が、多分通じます)
ここが最初の分岐点です。
つまりJetstarは、
競争対策として作られたLCC
でした。
一方、AirAsiaは
それ自体が本体
です。
JetstarはLCCでありながら、
を常に意識せざるを得ませんでした。
その結果、
が残ります。
AirAsiaは、 誰の顔色も伺わずにLCCを突き詰めることができました。
この差は致命的でした。
Jetstarは、
という、 ブレーキの多い展開にならざるを得ません。
AirAsiaは徹底して、
を維持しました。
Jetstarは、
を完全には排除できませんでした。
結果、
どこでも同じLCC
を作りきれなかったのです。
すべてに苦しみ、
日本ローカルのLCC
として定着しました。
ここから見えるのは、
という思想の違いです。
まとめると、
Jetstarは
AirAsiaは
どちらが正しいかではありません。
向いていた方向が違っただけです。
Jetstarは失敗作ではありません。
しかし、
AirAsiaのように増える存在
には、 構造的になれなかった。
LCCの成否を分けるのは、
ではなく、
最初にどう設計されたか
です。
次にLCCを見たとき、
「どこの国の会社か」ではなく、 「どういう思想で作られたか」を見ると、
空の景色が、少し違って見えてきます。
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