むるむる ブログ

なんとなく、なんでも雑記

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東京府、東京市が東京都と特別区になったのは昭和18年の事なので、
前例としてはさすがに昔過ぎるとは思いますが、
どういった経緯でそうなったのか、調べてみました。

第2次大戦中の1943年(昭和18年)、内務省主導で東京都制が施行さて、東京府と東京市は廃止されます。
現在の大阪のように住民投票で決めたわけではなく、帝国議会の東京都制案可決によって決まったので、完全に行政主導です。
東京市自身は廃止に反対だったようです。「東京市35区は内務省案反対を決議した。」となっています。

(参考URL)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%BA%9C
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%B8%82
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%88%B6

大阪府と大阪市のように、仲が悪かったんでしょうか?
しかし、東京府と東京市の庁舎は同居だったようで、連携が悪いという事もなさそうな気がします。

ただ、内務省が東京を都に変えたのは、行政としてはその方が都合が良かったからに違いありません。

東京都制の目的は
「帝都たる東京に真の国家的性格に適応する体制を整備確立すること」
「帝都に於ける従来の府市併存の弊を解消し、帝都一般行政の、一元的にして強力な遂行を期すること」
「帝都行政の根本的刷新と高度の効率化を図ること」

やはり、二重行政の弊害は、この頃から問題としてあがっていたようです。

結果、東京が大発展を遂げているのは周知の事実です。

大阪も都になると同じように大発展を遂げるのか?
正直言ってそれはわかりません。しかし、そのようになる下地を整えるのが都構想だと思っています。

不幸せ(府市あわせ)といわれる二重行政を解消して、東京都知事のように権限を知事に集め、思い切った施策を打てるようにすることで、大阪都が飛躍する可能性を今よりも高めるためです。

後には中京都構想なども控えています。大阪都が失敗すると中京都構想は影響を受けるでしょうし、もしかしたら中京都の方が先になるかもしれません。
日本初の利益2兆円企業も存在する愛知県、リニアも名古屋までは来ることが決まっていますから、日本発展の両輪が東京と大阪から、東京と中京に変わる事も、容易に想像できます。
そうなると、大阪は周回遅れからこの2都を追いかける事になります。
橋下市長は「何度もやるものではない、一回限りだ。」と言っていますから、実際には周回遅れどころか、3周、4周遅れになるかもしれません。
今の時代のスピードでは、致命的な遅れです。実際にはもう取り戻せないと思います。

石破地方創生担当大臣は、
道州制や地方分権について、
「憲法との関係をどう考えるか。第一弾が大阪都構想とかそういうものであって、第二弾は憲法改正だという話なんだけど…」
と述べています。
同じ会見で、
「地方創生は待ったなし、今すぐやらなきゃいけないことなので、それは両方並行しながらやっていくが、道州制がなければ地方創生はないのだということではなくて、その話は同時並行で進めていくもので…」とも。

http://www.cao.go.jp/minister/1409_s_ishiba/kaiken/2014/1007kaiken.html

別に賛成とも反対とも言っているわけではありませんが、
第一弾は大阪都構想という認識はあるようです。

周回遅れの大阪より、困難はあっても地方創生の先頭を走る大阪で、70年も前に二重行政を解消して世界の先頭を走る東京を追撃したい。
大阪が日本発展の両輪の一端であってほしい。
そしてそれは、今すぐやらなきゃいけない!
そんな風に思っています。

多少でも賛同していただけるなら、「賛成」に投票してもらえるとありがたいです。

Post date : 2015.05.16 08:14

違う視点からの都構想賛成論。

都構想で大阪がシンガポールや香港みたいに?
夢のある話です。

もちろん、都構想実現で世界のハブ都市として成長できる見通しがあるなら、
ぜひ実現するべきですね。

大阪は世界のハブ都市になれるか~都構想議論を成長路線の視点で考える



Post date : 2015.05.14 18:48

たむけん主催の
大阪都構想勉強会が開催されたというニュースですが、

事前の報道では、「何か色々怖いツイートもきたりしてます」とか言ってました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150512-00000003-reallive-ent

そういう事、よくないですね。
僕の大嫌いなあの団体とか、よくそういう汚い手段を使いますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00000006-reallive-ent
たむけん、がんばって。
誹謗中傷なんて、はねかえして下さい。
あなたは、間違ってはいない。

さて、
「大阪がどうなるのか辛坊治郎さんにめっちゃ教えてもらいます! 未来の大阪を背負う若者達一緒に勉強しよう! 無関心はかっこ悪いで!」
と、たむけんが言って開催した勉強会。
えらい芸人やなと、本当にそう思います。

300人集まって開催されたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150513-00000104-dal-ent

やはり、芸人の影響力は強いですね。

勉強会の内容は、こんな感じで辛坊治郎氏が色々答えてくれたようです。
http://linkis.com/togetter.com/li/3NscC

まずは知ること。それから投票です。

できれば、「賛成」と投票してもらえれば、ありがたいです。

Post date : 2015.05.14 15:03

谷垣さんは、優しい人なんだと思います。

朝日新聞DIGITALより抜粋
http://www.asahi.com/articles/ASH5C4TFSH5CUTFK003.html

(「大阪都構想」について)京都の議員として見ると、関西のいろんな問題の時に、大阪が先頭に立ってくれないと、いろんなことが進んでいかないことがあると思う。大阪市がなくなることは「どういうことなんだろうな」と感じる。自民党本部は、今まで「地域のことは地域で決めることだ」と申し上げてきた。

ただ、我が党の大阪府連は反対だ。自民党的にいえば、あそこは維新が出来て以来、選挙で相当、苦労が続いていて、あそこの議員は必死の戦いをしている。同志が必死の戦いをしているのに「党本部は知らん」と言ってていいのか。同志に大きなシンパシーを持っているということは、申し上げたい。(記者会見で)

抜粋おわり

さて、注意深く読んで欲しいのですが、

谷垣氏自身は都構想に”賛成”とも”反対”とも言っていません。
『「どういうことなんだろうな」と感じる。』と言っているだけです。

面白いですね。

「我が党の大阪府連は反対だ」とは言っていますが、明らかに谷垣氏自身の想いではありません。
大阪府連の事を客観的に述べているだけにすぎません。

政治家らしい発言ですね。言質をとらせないというか。ちょっとずるい(笑)
取り方によっては、突き放しているようにも取れます。
『「地域のことは地域で決めることだ」と申し上げてきた。』というくだりとか。

谷垣さんは、立派な政治家だと思います。
自分の職責を全うしつつ、首相の面子を潰さず、
しかし大阪府連の応援をしている風に感じますね。感じるだけですけど。

実際には、応援するつもりは無いのでしょう。大きなシンパシーは持っているけれども。
応援するとは何も言っていませんからね。

完全にリップサービスだと思います。
まぁ、わかりませんが。政治の世界ですから。

首相や官房長官のみならず、幹事長まで苦言を呈したら、大阪自民党の国会議員は自民党に居場所が無くなるので、擁護している”風”のコメントを出したのではないでしょうか? やさしい人だなと思います。
もちろん、あくまで推測ですが。

応援に来たって、自民党の幹事長が共産党の街宣カーに乗るわけにも行かないですしね。

普通は、幹事長でなくても自民党の代議士が共産党の街宣カーに乗るなど言語道断だと思いますけれど。

谷垣さんのような政治家が大阪自民党のトップだったならなぁ。
共産党と手を結ぶ事はなかったんじゃないかな。

そう思うと、残念でなりません。

Post date : 2015.05.14 14:12

どうしてこうなったんでしょうか?

そういえば、自民党は都構想に賛成だったんじゃなかったっけ?
と、ふと思い出し、ソースを探してみたら、自民党府議団が発信元でした。
http://ameblo.jp/hyugaitsuki/entry-12022675619.html

「財布一つ、指揮官一人というワン大阪を実現することが第一の急務!」
「我が会派は、大阪の再生と将来の発展を考えれば、府と市を解体・再編するワン大阪構想については大いに賛成する」
(自民党府議団だより 平成22年春号 VOL.32)

元々は賛成だったのに、どうして共産党なんかと手を組んで反対にまわるような事になってしまったのでしょうか?

わけがわかりません。
うーむ。

途中の経緯はよくわからないのですが、
自民党の二階総務会長は、
「日頃から党員獲得運動や1千カ所の座談会を情熱かけてやれ」
と、大阪府連を一喝しています。
http://www.asahi.com/articles/ASH4254P6H42UTFK00G.html
「言っちゃ悪いが、選挙は出た瞬間に当選するかどうか分かる。土壇場に都構想がどうだとかだけで投票する人が何人おるか」とも。

正直言って、自民党大阪府連などが行っている、
「わからない人は、とりあえず反対を」などという選挙運動はいかがなものでしょう…情熱かけてやっているとは思えません。
どうやら二階先生の忠告は届いていないように思います。

対して、大阪市長は「わからなければ分かるまで聞くように」と。
維新はタウンミーティングもまめにやってます。600回。
http://oneosaka.jp/report/tm/2015.html

私も全てを理解している訳ではありませんが、色々調べていくうちに、やはりこれは賛成だなと、今では思っています。

とりあえず賛成を!とは言いません。
納得いくまで理解を深めて、そして「賛成」を投じて貰えればありがたいです。

結局、
なぜ自民党が反対になったのかよくわかっていません。
引き続き、調べてみます。

維新憎し、橋下キライ! とか 議員報酬減、選挙区割り変更、が、理由じゃないことを願います。

Post date : 2015.05.14 13:16