なんとなく、なんでも雑記
とりあえず、腹を決めねばならない。
いざとなったら、半そでTシャツ、ミニスーツケースで、高山地帯を超えていく覚悟だ。
どんな時でも、情報が戦況を決定づける。
なによりも現実を知り、受け入れ、対処していかねばならない。
時間が許す限り、情報収集だ!
大抵の事は、立山黒部アルペンルート公式HPを見れば載っていると思います。
本当に役に立つサイトです。
以下、私が特に気になった部分と、それを解決してくれた公式HPの各ページへのリンクを紹介しておきます。
(情報は2024年7月のものです、適宜最新の情報により、各自の責任で判断してください)
〇エントリーポイント
立山黒部アルペンルートに公共交通機関だけでアクセスして、信濃大町から電鉄富山へ向けて通り抜けする場合、
エントリーポイントとなるのは 扇沢 である。
私は松本から出発したので
★松本 – 信濃大町 (JR東日本) 切符を買って乗車。
★信濃大町 – 扇沢(バス/関電アメニックス)信濃大町駅前のバス料金所で乗車券を買って乗車。
(この乗車券は降りる時にバス運転手に渡す。)
★扇沢 – 電鉄富山 ( 当日券 ) 扇沢の発売所で、電鉄富山までの乗車券を購入
(1枚で扇沢から電鉄富山までの全ての バス、ケーブル、ロープウェイ、鉄道(特急は別途特急料金が必要)に乗れる。)
という手順で、切符や乗車券を購入した。
〇当日券
公式HP( TOP )にて、当日券販売状況が表示されているので、事前に見ておくべき。
特に私のように事前予約( WEBきっぷ )の予約ができなかった場合は、必須だと思う。
早朝便は完売の事もあります。私の時は、扇沢発8:00の便は、完売の×マークがついていた。
本当は余裕をもって、WEBきっぷ を購入しておいく方が良いと思う。WEBきっぷは前日まで予約可能。
(メールアドレスによる事前登録が必要で、ちゃんとメールを受信できる事が前提です。)
〇時間
公式HP( 時刻表 )を、必ず確認して、把握しておくべきだ。通り抜ける人ならなおさらである。
私は松本駅から信濃大町駅へ移動し、そこから扇沢行のバスに乗った。
私の場合、信濃大町駅出発のタイムリミットが 10:30 と考えた。
時刻表上は、もっと遅い時間に出発しても富山まで行くことは可能だ。13:35発でも通り抜け可能だが、手荷物回送サービスの受付時間のリミットが 10:30 なのだ。
私のようにミニスーツケースを持ち歩いている者にとっては、この手荷物回送サービスが命綱だと思った。10:30 までに荷物を預けて
信濃大町駅 10:30 – 扇沢 11:10 のバスに乗るのがベストだと思った。
実際に通り抜けた後に、本当にそうしてよかったなと感じた。
あてはまらない人は、10:30以降のもっと遅い便でもよいと思う。
〇荷物
手荷物回送サービス・アルペンポーターサービス を利用した。
信濃大町駅前 – 電鉄富山駅 間で、荷物を回送してくれるサービス。私の一番の懸案を解決してくれたサービス。松本から信濃大町へ向かったのは、これがあったから。
長野発のバスでは使えないので注意。
当然ながら、貴重品(財布、携帯、カメラ)や上着等は手元に残しておく事!
私の場合、バックパックで持てる荷物はバックパックへ移し、ミニスーツケースには絶対にアルペンルート途中で使わないであろう、洗濯物や土産などを入れて預けた。
〇車回送
公式HP( 手荷物・車回送 )によると、
車で来た場合、扇沢 – 立山駅 間で車を回送してくれるサービスがあるそうです。
私は公共交通機関で来たのでよくわかりませんが、リンクを張っておきますので調べてみてください。
〇服装
7月だから、8月だからと、Tシャツ一枚で行くヤツはバカです。
山をなめすぎ(私の事です、なめてました、すいません)。
公式HP( 服装と持ち物のアドバイス )を参考に、長ズボン、長袖は必須だと思います。
ウィンドブレーカーは持っていくべき。レインウェアがあれば更に便利かと思います。
靴は歩きやすいものを。
実は、途中の売店でレインウェアやパーカー(Tシャツも)、タオル、などを買う事は可能です。
しかし、専門店のように品揃えがあるわけではなく、観光地ですのでそれなりの値段がするという事も踏まえて、ちゃんと準備するべきだと思います。
室堂には THE NORTH FACE のショップがありましたが、私には手が出なかったです。
ポケッタブルなウィンドブレーカーをたまたま持っているのを発見した(多分、前の旅の時に放り込んだままだった)のと、7月の気候のおかげで、標高2450mの室堂でも、そこそこ快適に過ごす事ができました。
〇ライブカメラ
公式HPでは、何カ所かのライブカメラを見ることが可能です。
私は黒部ダムと室堂のライブカメラを見て、行くことを決定しました。
暴風雨の予報に反して、ダムは曇り、室堂は小雨だったのです。
〇携帯電話
大抵の駅で携帯は繋がる。( docomoの場合 )
LINEでメッセージの送受信もできた。
黒部ダムでは、展望台とかダム上でも電波は通じた。( docomoの場合、他は知らん )
☆計画の立案 プランニング
松本から信濃大町へ行くのには、大糸線を使うしかないが、これがまた本数が少ない。
1時間に1本あるいは2本というダイヤ。
10:30 信濃大町発のバスに乗るには、松本発 9:20 の普通しか無い。信濃大町着は 10:18
1時間もかかる。距離は35Kmしかないのに、松本から19駅目が信濃大町で、すべての駅に停まる。
仕方がない。
信濃大町 10:30発のバスに乗ってしまえば、途中で多少時間を使ったとしても夕方には富山までたどり着く… はずだ。
今日の天候(雨予報)ならば、客も少なくて当日券が売切れなんて事態にはならない … きっと。
長野へ行って、長野からスタートする事も考えたが、前述の理由( 信濃大町発でないと荷物の回送サービスが使えない )と、遠回りになり結局時間がかかるのでやめた。
事前調査が甘すぎるのは仕方がない。
全ては随分前から富山・長野は豪雨だとし続けた予報が悪い。マジでいい加減にしろ天気予報。豪雨予報だったのに当日全く雨が降ってないのは、さすがにふざけすぎ。
不正確な情報で翻弄され続けた 天気予報 と、
正確な情報を豊富に提供してくれた 立山黒部アルペンルート公式HP
この違いは本当に大きい。
□ぼやき
ちゃんと予算と必要なマシンパワーを与えて、マトモな天気予報ができるように国は対策をするべき。
間違ってても、2位でもダメなのが天気予報というやつです。
私の日程が狂うぐらいなら別に構わないが( いや、マジでむかつくし ええ加減にせえ と思っているけど )、災害や水害対策の基本が天気予報というやつです。豪雨のはずなのに、1滴も雨が降っていない。などという予報に意味はありません。
公共交通の運行にも支障をきたします。豪雨の予報が出れば公共交通機関が運行を休止する事も、今では普通なのだから。
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