主に旅について、それから色々
「中国の鉄道って、 日本の昔の国鉄みたいなもの?」
このイメージ、 半分は正解で、半分は間違いだ。
中国の鉄道は、
非効率な国営企業
どころか、
国家が本気で作り込んだ 世界最強クラスの統治インフラ
である。
本記事では、
を、制度と構造から解説する。
最初に結論を書く。
中国の鉄道は、 移動手段ではない。 国家を統合・統治するための装置である。
この前提を理解すると、 すべてが腑に落ちる。
中国の鉄道は、
という巨大な国有企業が一元運営している。
すべてが、
国家計画の一部
として設計されている。
中国の高速鉄道(高鉄)は、
という設計思想を持つ。
結果、
1000km圏内では 航空機が鉄道に敗北
するケースが続出している。
これは偶然ではない。
理由はシンプルだ。
航空だけでは、 国をまとめきれない。
鉄道は、
物流・人流・情報流
を一気に動かす。
地方都市を 首都圏経済に組み込むための、 最短ルートである。
鉄道網は、
戦略インフラ
として位置づけられている。
ここが、日本の国鉄との最大の違いだ。
採算は評価軸ではない
のである。
中国鉄道は、 莫大な債務を抱えている。
だが、
倒産という概念が存在しない
民間企業の物差しで 測ると誤解する。
両者は似て非なる存在だ。
| 観点 | 日本国鉄 | 中国鉄道 |
|---|---|---|
| 時代 | 高度成長後期 | 国家成長途上 |
| 目的 | 輸送 | 統治・統合 |
| 赤字 | 問題 | 許容 |
| 政治 | 抑制 | 直結 |
中国は、
国鉄が崩壊する前に もう一段進化させた
とも言える。
実務的には、
一方で、
は、 国家色が強い。
中国の鉄道は、
に見えるかもしれない。
だが実態は、
国家が意図的に設計した 統治インフラの完成形
である。
日本の国鉄は、 「企業」として破綻した。
中国の鉄道は、 最初から
企業ではない
この違いを理解すると、
中国という国の見え方が 一段、立体的になる。
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