むるむる ブログ

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「一生に一度はモルディブ」

そんな言葉が、 半ば常識のように語られる。

  • 海がきれい
  • 水上コテージ
  • 高級リゾート

もちろん、それも事実だ。

しかしモルディブの本質は、

自然の美しさではなく、 “設計されたリゾート国家”である点

にある。

本記事では、

  • なぜモルディブは特別なのか
  • リゾートアイランドの仕組み
  • なぜ他国が真似できないのか

を、構造と制度から解説する。


結論:モルディブは「国そのものがリゾート」

最初に結論を書く。

モルディブは観光地ではない。 国全体が“リゾート装置”として設計されている。

これを理解すると、 価格・不便さ・特別感の理由が 一気につながる。


モルディブの地理がすべてを決めた

モルディブは、

  • 約1,200の島
  • ほとんどが小さな珊瑚島

という特殊な地形を持つ。

重要なのは、

1島=1リゾート

という原則だ。


「1島1リゾート」という最強ルール

このルールが、 モルディブを別格にした。

  • 島全体がホテル敷地
  • 外部の人が入らない
  • 日常と完全に分離

プライベート感が制度で保証される


なぜ治安・快適性が異常に高いのか

理由はシンプルだ。

  • 島にいるのは宿泊客と従業員だけ
  • 入島=チェックイン

不審者が存在しにくい

都市型リゾートでは 決して真似できない。


なぜ高いのに満足度が高いのか

モルディブは高額だ。

  • 宿泊費
  • 水上飛行機
  • 食事

だが、

支払ったお金のほぼすべてが リゾート体験に変換される

  • 移動中に現実を見ない
  • 外の世界に触れない

日常遮断率が極端に高い


リゾート運営会社が主役の国

モルディブでは、

  • 島を国が所有
  • 運営を外資に長期貸与

という形が主流だ。

  • アマン
  • ワンアンドオンリー
  • マリオット
  • ヒルトン

国は“場所”を売り、 運営は“体験”を売る

役割分担が明確である。


なぜ庶民的観光地にならなかったのか

多くの島国は、

  • ビーチ
  • 安宿
  • 雑多な観光

に流れる。

だがモルディブは、

最初から量を捨てた

  • バックパッカー不向き
  • 団体観光なし

富裕層特化


モルディブは「何もしない」を売っている

観光地は通常、

  • 見どころ
  • 観光名所

を売る。

だがモルディブは違う。

何もしなくていい時間

を商品化した。


なぜ他国が簡単に真似できないのか

理由は明確だ。

  • 地理条件
  • 国家ルール
  • 長期視点

途中でブレると成立しない

モルディブは、

国ごと賭けに出た


日本人にとってのモルディブ

日本人旅行者にとって、

  • 言語ストレスが少ない
  • 治安不安が少ない

一方で、

  • 価格は高い
  • 移動は面倒

向き不向きは明確


まとめ:モルディブは自然ではなく「制度」が作った

モルディブの魅力は、

  • 白砂

だけではない。

島の使い方を、 国家が最初から決め切った

その覚悟こそが、

世界最高峰リゾートを 生み出した。

モルディブは、

美しい国ではなく、 よく設計された国

なのである。

Post date : 2026.02.12 16:07