むるむる ブログ

主に旅について、それから色々

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「沖縄は日本のモルディブ」そう言われることがある。

  • 透明な海
  • 温暖な気候
  • 南国リゾート

確かに自然条件だけ見れば、 沖縄はアジア屈指のポテンシャルを持つ。

それでも現実は、

沖縄はモルディブにはならなかった

なぜなのか。

本記事では、

  • 地理や自然の差ではなく
  • 制度・設計・国家の意思

という視点から、 その理由を解体する。


結論:沖縄は「生活の場」で、モルディブは「装置」だった

最初に結論を書く。

沖縄は人が住む場所であり、 モルディブは最初から観光のための装置だった。

この違いが、 すべてを決定づけた。


地理は似ているが、構造は正反対

モルディブ

  • 小島が分散
  • 1島1リゾート
  • 島全体が私有空間

沖縄

  • 大きな島
  • 生活と観光が混在
  • 公共空間が主

観光と日常の分離度が決定的に違う


理由① 沖縄は「最初から人が住んでいた」

沖縄には、

  • 住民
  • 文化
  • 生活

が、

観光より先に存在していた

後から観光を重ねると、

  • 交通
  • 土地
  • 物価

が衝突する。


理由② 日本の法制度がリゾート特化を許さない

モルディブでは、

  • 島を国が管理
  • 長期リースで外資に貸与

が可能だ。

一方日本では、

  • 私有地保護
  • 環境規制
  • 住民合意

が必須。

1島丸ごと閉じることができない


理由③ 「量を捨てる」決断ができなかった

モルディブは、

  • 富裕層特化
  • 団体客排除
  • 安宿排除

という

極端な選択

をした。

沖縄は、

  • 修学旅行
  • 家族旅行
  • 国内観光

量を取った


理由④ 交通インフラが生活優先

沖縄の道路・空港は、

住民生活を前提

としている。

  • レンタカー必須
  • 渋滞常態化

これは、

観光特化ではない証拠


理由⑤ 国家の覚悟の差

モルディブは、

観光で生きると決めた国

  • 産業がほぼ観光一本
  • 国運を賭けた設計

沖縄は、

  • 日本の一地方
  • 観光は選択肢の一つ

覚悟のレベルが違う


沖縄は「失敗」なのか?

答えは、NOだ。

沖縄は、

  • 生活
  • 文化
  • 観光

を、

同時に成立させようとした

その結果、

  • 世界最高級にはならなかった
  • だが住めるリゾートになった

日本人観光客にとっての沖縄

日本人にとって沖縄は、

  • 気軽
  • 安心
  • 言語ストレスなし

日常の延長にある非日常

である。


まとめ:沖縄は「選ばなかった」

沖縄がモルディブになれなかったのは、

  • 能力不足ではない
  • 自然の差でもない

そうならない道を選んだから

である。

沖縄は、

観光のために 生活を切り捨てなかった

その選択は、

日本的であり、 同時に限界でもある。

「なぜならなかったのか」を知ることは、

これから何になれるのか

を考えるヒントになる。

Post date : 2026.02.13 11:21