主に旅について、それから色々
「未来の乗り物」と聞いて、真っ先に思い浮かぶもの。
その代表格がリニアモーターカーだろう。
時速500km。
空を飛ばずに、飛行機並みの速度。
だが、ここで一度冷静になって考えてみたい。
鉄道は、これから“速く”なるべきなのか?
それとも、別の方向に進化するのか?
鉄道の進化は、基本的にこうだった。
すべては
「より速く、より大量に運ぶ」
という一点に集約されている。
新幹線はその完成形だった。
世界中が驚いたのも無理はない。
新幹線がある日本で、
なぜさらにリニアを作る必要があるのか。
理由はシンプルだ。
鉄輪鉄道では、
これ以上の高速化は難しい。
この区間だけは、
第二の大動脈として、リニアが構想された。
つまりリニアは、
「速さ」だけでなく
国家インフラの冗長化という意味も持つ。
夢の技術には、当然ながら重い現実がある。
ここで、ある疑問が浮かぶ。
本当に「鉄道の未来」は、ここにあるのか?
実は今、世界の鉄道開発は
リニア一択ではない。
どこも共通しているのは、
「これ以上速くしなくてもいい」
という判断だ。
では、鉄道はどう進化するのか。
答えは速度ではない。
これは、リニアとは真逆の進化だ。
結論を言おう。
「鉄道の未来」ではない。
だが、「日本の未来」ではある。
これらを考えれば、
リニアは世界標準にならなくていい。
むしろ、
日本にしか存在しない“異物”
であることに価値がある。
鉄道の進化は、もう「速さ」を卒業した。
これこそが、次の鉄道の主戦場だ。
リニアは、
その流れの中で生まれた例外的存在。
夢か、無駄か――
その評価が確定するのは、
もっと先の未来になる。
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