主に旅について、それから色々
イラン攻撃で見えた「空のボトルネック」
中東で軍事衝突が起きると、問題にになるものがあります。
石油はもちろん、ホルムズ海峡は大きな話題ですが、今回は航空路も大きな問題になっています。
実は、中東の空は驚くほど狭く、政治に左右されやすい構造になっています。
旅行者にとっても無関係ではありません。
なぜなら、
ヨーロッパとアジアを結ぶ多くの飛行機が、この空を通っているからです。
例えば日本からヨーロッパへ行く場合。
多くのルートは
というラインを通ります。
特に巨大ハブとなっているのが
ここを拠点にする航空会社
が世界の乗客を運んでいます。
つまり、
中東の空は「世界の乗り換えハブ」。
ここが不安定になると、世界の航空ネットワーク全体に影響します。
地図で見ると、中東は広い砂漠です。
しかし航空路は、実際には非常に制限された通路です。
理由は3つ。
例えば
これらの国の関係は長年複雑です。
政治状況によっては
特定の航空会社が上空を通れない
ということが起きます。
中東周辺には
など、長年紛争が続く地域があります。
航空会社は
ミサイル・防空リスク
を避けるため、ルートを限定します。
湾岸ハブ空港の多くは
ペルシャ湾
の沿岸にあります。
この湾は思ったより狭く、
飛行ルートはかなり集中します。
つまり
世界の航空機が、細い空の通路を通っている。
中東で軍事衝突が起きると、航空会社はすぐに
空域回避
を行います。
すると次のことが起きます。
迂回ルートを取るため、
ヨーロッパ便は
1〜3時間延びる
ことがあります。
遠回りすると燃料が増える。
その結果
航空券が値上がり
することもあります。
湾岸ハブが使いにくくなると、
代わりに
などの空港が重要になります。
例えば
イスタンブール空港
はその代表例です。
普通の旅行者でも影響を受けます。
例えば
特に
ヨーロッパ旅行
では影響が出やすい。
日本人が使う
の多くがこの空域を通るからです。
私たちは飛行機に乗ると、
空は自由に飛べると思いがちです。
しかし実際は違います。
空は
によって細かく管理されています。
今回の中東情勢が示したのは、
世界の航空ネットワークは意外と脆い
という事実でした。
中東の空は、地図で見るよりずっと狭い。
そして政治に強く依存している。
旅行者にとっては遠いニュースでも、
実は
に影響してくる。
つまり
空の地政学は、旅人の問題でもあります。
今後の動向に注視しています。
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