なんとなく、なんでも雑記
現地のツアーガイドと合流し、バスへ。
現地ガイドは日本に8年滞在経験があるというタイさん。
言っては悪いが、怪しさ満点の悪い外国人みたいな感じの風貌。いや、いい人なんだけど、第一印象はそんな感じだった。
車内で「両替が必要ならばしますよ、ぼったくりじゃないですよ。」という親切?な説明に素直に従って両替、1万円=17000ドン。特にぼられてもなかったようだ。よかったよかった。
日本のODAで架けたという斜張橋(ニャッタン橋という名前らしい)で紅河(ホンがわ)を渡り、市街地へ。
町並みは、ザ・発展途上国という感じ。多くがコンクリート造だが、雑多というか、アジア的というか、整った町並みではない。が、それが魅力と言えるかも。
今どきの中国の大都市の方がきれいに見えるのは間違いない。だから中国が良いという訳ではないけれど。
市街地は車もそこそこ多いけど、それよりもバイクが異常に多い。多くはホンダかヤマハ製。うじゃうじゃしてる。活気があると言えるかも。
平均月収が3万円程度らしいが、バイクは日本とくらべて少し安い程度、12~15万円するらしい。なかなか高い。
車を買おうと思うととても高いはずだが、そこそこ走っているところを見ると、都会人はかなり収入が多いのだと思う。高級車も結構走っている。
全くどこをどう走ったのかよくわからないが、ホアンキエム湖の横を通る時は説明してくれた。ホアンは還す、キエムは剣を意味するそうで、そういう伝説があるのだとか。
ベトナムといえばフランスの植民地だった歴史があり、フランス風の建物も残されている。その一つ、オペラハウスの前でバス降車。
ベトナムにはほとんど横断歩道が無いらしく、”渡る練習”と称してロータリーを渡らされた。
コツは”決して急がず一定速度で、かつ、走らないこと”らしい。
一定速度で歩いていると車やバイクの方が避けてくれる。急に止まったり走ったりするとはねられる。
なんとかはねられずに全員渡りきった。渡りきった場所にあるビルの2階にJETROがある。一応研修旅行という建前になっているらしく、JETROで1時間程の研修を受ける。
ハノイの近くまで山がちだった気がするが、着陸前には平野になった。日系会社の工場も見える。
スムーズにノイバイ空港に着陸。ターミナルへ。
ノイバイ空港 新ターミナル
新ターミナルはとてもきれい。日本のODAで作られたのだとか。
きれいで新しくてシンプルで大変結構。日本のターミナルもこういう作りでいいと思う。
動く歩道で入国審査へ。特に問題なく終了。
階段を降りて、預け入れ荷物を貰いに行く。めずらしく日本式のベルト式というか、回転寿司式のヤツだった。
荷物も受け取り、税関検査は他の東南アジアと同様にまったくノーチェック。スルー。
さてさて、到着コンコースには多くの出迎えがいる。バンコクなんかと同じような感じ。
ありがたいことにツアーなので、用意されているバスに乗り込むだけ、ああ楽チンだ。
定刻通りにゲートクローズ。そのまま離陸。
快調に飛行しているが、どこを飛んでいるのかさっぱりわからない。最近ではめずらしい。
シートは狭い。一応なんだか天井モニターでは流しているが、つまらないアメリカンギャグ。嫌すぎる。
しばらくして、ちょっとだけ飛行経路を表示してくれた。九州から東シナ海へ出るぐらいの位置で昼食が始まった。
まずいと聞いていたけど、特にそうでもない。美味いとは言い難いが、普通に普通の機内食。だまされた。
ちゃんと全部食べた。
飲み物はスパークリングワインも選択できる。エコノミークラスではあまり出たことが無い飲み物。大変結構。
食事の後、映画が始まる。
ベトナム語字幕で英語の映画。日本発便だという事を完全に無視した放映。をいをい。
どうやら、大戦中のイギリスでドイツの暗号を解くストーリー。では、エニグマとかだろうか???などとあたりをつけていたが、後で調べたら、やっぱりそうだったらしい。
なんというか、機内エンターテイメントの説明も一応あるんだけど、A330とかB777用の個人用IFE用の説明しか見当たらなくて非常にうっとおしい。
ホーチミン行きは機材が大きいようなのでそれでいいのだろうけど、ハノイ便もなんとかしろよ!
半分寝ながら見たので全く内容はわからない。まぁ、エニグマの暗号を解いたのは歴史的事実なので、そういう風になったはず。
やっと経路の表示になって、香港の北西ぐらいの位置、中国国内上空。ルートを見ると、上海の近くから中国国内をずっと飛行。香港へ行くときは大抵台北上空を通って中国を迂回して飛行するので、とても意外な感じ。ベトナムといえば中国とは犬猿の仲のはず、不思議なルートだ。
そのままベトナム上空に入り、一路ハノイへ。
金曜 朝8時の関西国際空港。
思った以上に多くの人人人。
チェックインを済ませて、早めに出国審査を通過、制限エリアに入る。
10:30発のベトナム航空VN331便に乗り込むので、2時間程の空き時間がある。
昔と比べて多くの店が関空の制限エリアには出来た。ようやく諸外国並みになってきたという事だろうか。
これからは、質を高めるようにしてもらいたい。店は多くなった、次はサービスやアメニティに力を入れて欲しい。
シャネル(南側)とユニクロ(北側)が、エスカレーターで上がった位置に出来た。
この位置にショップ? なんか違う気がする。ショップよりは、スパとか、仮眠室とか、作って貰えないだろうか。
などと思ったり。
しかし、進歩しているという努力はとても感じる。
一通り見て回ってから、みなで出発前に少し食べておくことになった。機内食はイマイチと聞いていたので。
がんこ寿司で日本酒と串揚げ盛り。朝から飲めるのは最高ですが、なんだか晩酌みたいな感じになってしまった。まぁええか。
出発ゲートは南ウィングの中間駅近く、ゲート28
ちょっとばかり歩いて、ゴールドカードラウンジ”金剛”にて、出発までしばらく過ごす。
9:50頃にゲート前に行くと、ちょうどよい感じにゲートオープン前。
さぁ、行こう。
VN331の機材はA321。小さくもないけれど、席は決して余裕があるわけでもない。座席を薄いタイプにするだけでも、結構な余裕が生まれそうな気がするだけに残念。
個人モニターも無い、LCCみたい。一応、天井荷物入れの下、読書用ライトとか緊急時に酸素マスクが出る場所に、モニターが3~4列に1つづつ左右にあって、自動で開いたり閉じたりするようになっている。これならいっそ、シート毎にモニターをつけて欲しいものだ。
ちなみに、個人モニターはビジネスクラスにも無い。今どきめずらしい。
席はほぼ満席。週末だからだろうか。
最近、書くこと何にもないわー。
恐ろしく変化のない生活をしていることに、驚きすら感じる。
書く話題が何もない。
何とかしないとなぁ。
旅にでも行こうかな。
暖かくなったら。
寒いのはもう嫌だな。
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