なんとなく、なんでも雑記
ワシントンDC 市内のいくつかのルートを循環運行しているバス。
DC サーキュレーター。
このバスは地下鉄をカバーしていないところや、市の中心部、ナショナルモールと呼ばれている地区などを走っていてルートがわかりやすく、観光客も利用しやすい。
また、運賃も$1と格安。
ユニオンステーションの前から出発するレッドルートに乗って、着いたばかりのこの町のメインとも言えるナショナルモール探索を開始しよう。
バスは出発すると、国会議事堂を左に見ながら走る。
すぐに緑地帯沿いに入る。スミソニアン博物館群やらワシントン記念塔やらが見渡せる、ナショナルモールだ。
歩いてすぐに見えるワシントン記念塔だが、実際に歩くとかなりの距離がある。なまじ見渡せるから錯覚してしまうが、バスが走っているのにはそれなりに理由があるのだ。
国会議事堂からワシントン記念塔まで1.7Kmもあるらしい。そんな風に見えないのが怖いところだ。
国会議事堂からワシントン記念堂の先にあるリンカーン記念堂までは3Km程もあるらしい。空港の滑走路並みの長さがあるという事だ。
3Kmも歩くなんて、さすがに疲れる。$1で行ってくれるバスがあるのだから、使ったほうがいいだろう。
乗っていたのが我々と別に1家族だったので、運転手がなんだかサービスしてくれていた。
途中のバス停で止まって降りての記念撮影を待ってくれたり、運転手さんが観光ガイドのように説明してくれたりしていた。
私達はリンカーン記念堂の前で降りたが、運転手さんは色々説明してくれてありがたかったので、しっかりとお礼を言い、がっしりと握手を交わして降りた。
なかなか日本でそういう事はないよね。
ユニオンステーション という名前の駅はアメリカにいくつもあるらしい。
複数の会社が乗り入れて共同で運営する駅の事を、ユニオンステーションと称するのだそうだ。
と、いうわけで、ワシントンのユニオンステーションは、私の認識ではアムトラックとMETRO(地下鉄)が乗り入れている駅という認識だったのだが、他にも鉄道会社が使っているらしい。アムトラックとか乗ってないから知らんけど。長距離バスの発着もここらしい。
駅の中は、レストランやショップが入っていてにぎやかだ。
大阪だと、なんばCITY みたいな感じといえばいいだろうか?
なんばは周辺もかなりの繁華街だけど、ユニオンステーションは、中はにぎやかだけど、周辺は緑地とビルがあるのにも関わらず、人の往来は少ない。不思議な感じだ。車社会だからなんだろうか??
とりあえず、食に困ることはなさそう。
一応駅内探索を終えて、スマートトリップカードを入手しておく。
メトロカードは、日本だとSUICAみたいなもんだという話。
非接触式のICカードで、メトロでは磁気切符を廃止して、普通の切符もこのICカードに統一しているという。
ガイドブックの説明はこのICカードに関する記述が本当に不親切で、このICカードは一度買うと使いまわしができるようになっているのだが、そういう説明は一切無いので、何度かメトロに乗るたびにこのカードを買ってしまった。アホみたいだ。
一度買えばこのカードは何度でも使いまわしが効く。
そのつど金額をチャージするなり、区間分をチャージするなり、1dayパスをチャージするなりすればいいのだ。
カード本体を買うのは1度だけ。後は必要分を機械でチャージチャージチャージ!!
1dayパスだってチャージすれば使えるのだー!
でも、Fairfax Connector では 1dayパスは通用しないらしい。どこを読んでもをそんな事は書いていないように思うが、
valid for one day of unlimited Metrorail and base fare Metrobus travel; no time restrictions.
という所か?確かに、Fairfax Connector は Metrobus では無いわな。うーん、しかし、なんかだまされたような気がする。
後でこれがとても困ったことになるのだが、まぁ後のお話。
ちゃんとそういう説明を懇切丁寧に書いて欲しいが、そういう所はおざなりなのは納得できないな。
とりあえず、10ドルほどチャージしたメトロパスを買った。
これで、DCサーキュレーターに乗るつもりだ。
ワシントンDC、キャピトルヒルと呼ばれる区画にあるホテル、The George Hotel。
小さいけど、なかなか内装も豪華で広い。
スーツケースを2つ広げても余裕がある。
これはどう考えても、ニューヨークの ROW NYC よりも高級なホテルやな。
タクシーに「Kimpton George Hotel」と言っても通じないのにはまいった。
はじめて来る人は気をつけて欲しい。日本で発行されたホテルバウチャーには”キンプトンジョージホテル”などと印刷されているのに、そのまま言っても通じない。
このホテルは、入口にも”The George Hotel”という看板が上がっているし、タクシーにも George Hotel と言えば通じる。”キンプトン”というのは余計。このホテルが属しているグループが Kimpton というグループらしい。
ややこしい。
時間はまだ2時ぐらいか、外行くか。
外は、ユニオンステーションや国会議事堂に近い場所という立地にも関わらず、いや、だからこそなのか?意外なほどに人気の少ない地域。
近くにいくつものホテルがあるにも関わらず、人通りというのが無い場所。ちょっとやばい感じすら漂う。
ユニオンステーションまでは歩いてほんの数分。
ここはアムトラックの大きな駅であり、メトロ(地下鉄)の駅でもある。
ラガーディア空港から1時間ちょっとぐらいか、順調に飛行してきたアメリカン航空 AA4754 便は、どうやら ワシントンDCに近づいてきたようだ。
窓からは、アンドリューズ空軍基地と思われる空港が見える。エアフォースワンに大統領が乗り込む基地としてよく知られている。
うまくいけば、ペンタゴンが機窓から見えるという話だったが、見えることなく着陸。ちょっと不満。
正式には、この空港は ワシントン レーガン・ナショナル空港 と言うらしいが、地元民に「レーガンエアポート」と言ってもまず通じないようだ。
「ナショナルエアポート」と言えばわかってもらえる。その辺、ガイドブックとかはちゃんとして欲しいものだ。
スーツケースも問題なく出てきたところで、ホテルに移動だ。
ナショナル空港からDC市内への移動は、タクシーを選択するのがよいと思う。乗り合いバスだと時間が掛かりすぎるし、ナショナル空港はDCからわずか8Kmという近さ。ここでケチって時間のロスをするのは馬鹿げている。
タクシーに乗り込んで、ここでも地元民に通じない問題が発生。
「キンプトン ジョージ ホテル プリーズ」と言っても通じないのだ。
旅行会社のくれたバウチャーには”キンプトンジョージホテル”となっているのだが、このホテルはどうやら”キンプトン”というグループが運営している”ジョージホテル”というのが真相らしい。
運転手には「そんな名前のホテルは知らん。ジョージホテルの事じゃないのか?」と聞かれた。
「キンプトンジョージホテルて書いてあるんやけどなぁ。ユニオンスクウェア駅の近くにあるねん」
と言うと、
「ジョージホテルだ、間違いない」と言って走り出した。
10分ほどでホテルに到着。本当に近い。値段はチップも込みで$17.50ぐらいだった。
AA4754便。
今日の乗機はエンブラエルE-170(E-175だったかも?)
さっきの店のせいで気分はむかついているが、初めて乗る機体なのでその点は楽しみだ。
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