主に旅について、それから色々
「切符」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。
自動改札に吸い込まれる磁気切符、スマホをかざすICカード、あるいは最近増えてきたQRコード。
今、鉄道・バス・航空の世界では、切符の姿が静かに、しかし確実に変わりつつあります。
切符はQRコードになるのか?
そして、その先にある“未来の切符”とは何なのか?
まず現状を整理しましょう。
特に近年、QRコード乗車券は以下の分野で急速に普及しています。
もはや「実験段階」ではなく、実用フェーズに入っています。
QRコードが注目される理由は、技術的というより経営的に合理的だからです。
特に地方交通事業者にとって、
「ICカードは高すぎるが、QRなら導入できる」
という現実があります。
海外ではQRが主流の都市も多い一方、日本は慎重です。
理由は明確です。
ICカードは0.1秒以下で処理できますが、
QRコードはどうしてもカメラ読み取りの時間が必要です。
👉 大都市の通勤鉄道では、QRはまだ“弱い”
答えは NO です。
QRコードは「過渡期」の技術にすぎません。
未来の切符は、こうなっていく可能性があります。
すでに海外では実用化されています。
日本でも実証実験が進行中です。
ここでは、切符は完全に消滅します。
結論から言えば、
👉 都市部では消える
👉 地方・観光では残る
です。
つまり紙の切符は、
インフラではなく「文化」になるのです。
切符の進化は、単なるデジタル化ではありません。
その思想の違いが、
QRなのか、ICなのか、顔認証なのかを決めています。
しかし同時に、
切符は、人の記憶と文化として、
紙のまま生き残る。
切符の未来とは、
「便利になる話」ではなく、「移動の価値がどう変わるか」の話なのです。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 | ||||