なんとなく、なんでも雑記
朝6時から朝食バイキングにやってきた。7時半集合の予定になっている。
なぜなら、今日はハロン湾へ一日掛けて観光に行くのだ!!!
お昼はハロン湾でクルーズしながら食べる予定。片道3時間以上かかるらしい、なかなかの強行スケジュールだ。
昨日とうってかわって、ラフな格好になった一同を乗せてバスは出発。
高速に乗って、一路ハロン湾を目指す。
快適な道だと思ったのは最初の30分ぐらいなもんで、そこから先は舗装されているのにバスがガンガン跳ねる。おちおち寝ていられない。
たまに渋滞に引っかかり、たまにガンガン突き上げで起こされ、途中休憩の国営売店に着いた。
国営という触れ込みの売店には、なぜか石造とか噴水とか、石製品が石屋なみに置いてある。
中に入ると、こういう店ではお決まりの、なぜか必ず”こかしてしまいそうな位置”に、高そうな花瓶とかオブジェが置いてある。天文学的値札がつけられている。気をつけたい。
それさえ通り抜ければ、普通にお土産品が置いてある。せっかくなのでシルク製のショールをお土産に買って行く。
さて、出発だ。
再び、たまにガンガンはねる道を進む。
畑、町、田、町…延々と続く。町が多いのは人口が結構多い証拠かもしれないし、ハノイとハロン湾を結ぶ道路がそこそこの幹線だからなのかもしれない。
やっと海に出る。
やがて、海のど真ん中を走る道路へ。シンガポールのコーズウェイみたいな埋め立て道路、女子とドライブには最適かもしれない。
渡った先はリゾート一色。ベトナムな風景は微塵も無い。いわば、オサレスポット。
ちょっとばかり、バブルに踊らされて破産したと思しきヴィラがあったりするのはご愛嬌。
リゾート桟橋兼観光土産店にバスは到着。
中には周辺のリゾート完成模型があった。かなり大規模な開発を予定している様子。
夕食後、ナイトマーケットへ行くことになった。
金土日の夜だけ、通りに屋台が出て歩行者天国のようになっているらしい。
時間は午後8時を過ぎているのに、人が多く、交通量も多い。無駄にバイクが多いのは、みんな家にクーラーなんてものは無いのでバイクで涼んでいるのだとか。
肝心のナイトマーケットは、通りに土産物や小物の屋台がずーーと続いている。バンコク、パッポンストリートをちょっと安っぽくして長さを長大にした感じといえば伝わるだろうか? 日本で屋台といえば食べものがほとんどだけど、バンコクやハノイのナイトマーケットは食べ物はごくたまにしか無く、ほぼ”バッタもん市”といった様相。冷やかすのは面白いけど、買いたいものも見つからない。注意しないとスリも多い。そして何より暑い。暑い。暑い。
あまりにもマーケットが長いので、途中で引き返してバーでビール飲んでた。
買い物好きにはきっと楽しいと思う。
帰ってきたら11時頃。寝よう、明日は早い。
もうしんどいので部屋へ速攻で帰って寝た。
バスに乗り、indochine というレストランへ。ベトナム料理レストランで高級なのだとか。
個室へ通され、貸切で食事。メニューもあるし、ワインリストもある。
しかし、とりあえずビール。
ビールはベトナム銘柄”ビアハノイ”の缶入り。高級レストランで缶ビールというのがベトナムらしい?
前菜がすこしづつ、一品づつ出てくる。それを肴にビールが進む。
次にベトナム銘柄”333″(バーバーバー)。まずいという前評判だがどうか? 味は普通のビールだった。美味いとも言えないが、飲めない程まずくもない。
次に”ハイネケン”。ちゃんとハイネケンの味がした。
いつの間にかワインになった。銘柄は忘れたが、赤ワインの安いの。味は…うーん。
赤ワインを定石通りに常温で提供してくれるのだが、ベトナムの常温は赤ワインにはさすがに高すぎると思う。すこし冷やしてくれるとありがたかったな。
そうこうしていると、メインへ移った。メニューを見ると、メインもけっこうな品数が出る。お腹いっぱいになるなぁ。と思っていたのだけど…
前菜は一品づつサーブしてくれたのに、メインはなぜか大皿で一気に持ってきた。
いやいや、なんでやねん! と、ついつっこんでしまうのは、大阪人のさがだと思う。
味は美味しかった。
しかし、ベトナム風高級料理サービスはちょっとばかりヌケているというか、垢抜けないというか、大阪人には合っているのかもしれないなぁ。
そんな風に思った。
フォーチュナホテル というホテルに泊まる。
ホテルとしては、普通というか、ハノイでは高級な部類に入るホテルだと思う。
パスポートをフロントで預けさせられる。いやいや、どうなの? しかし、ベトナムでは普通らしい。
キーはカード式。最近はどこでもコレですね。エレベーターに乗るにもこのカードが必要。
しばらく休憩して、フロントへ集合との事、部屋へ向かう。
部屋は広くて快適。仕事や勉強ができるようにデスクも付いている。なかなか結構。テレビはNHKも映るらしいが、時間によってらしく、この時間は映らなかった。
シャワーを浴びる。お湯がすぐに出てきて水圧もよろしい。
ホテルからの景色は、なんというかハイ・アンド・ローな町並み。
遠くに高層ビルも見えているが、ホテルの裏手は庶民の家屋が並んでいる。
庶民も家もコンクリート造なので決して安くないはずなのだけど、なぜか日本の庶民の家とは違う景色。
どうしてかわからないけれど、ちゃんとここが発展途上国なのだと理解できてしまう不思議な風景だった。
別に、バカにしてるわけじゃないよ。なんと言うか、雰囲気。
研修ではベトナムに進出する企業について、注意点や成功例を教えてくれた。
お勧めは100%自前資本による加工輸出型産業で、工業団地に進出するのが良いらしい。
小売や内需型は、なかなか難しい。破産法の未整備や契約の曖昧さ、高い家賃、等々…
どうしても進出するなら、イオンモールなんかに出店すると、契約面では安心ではないか。という事らしい。
特にベトナムに進出する予定はないけれど、勉強になる話しではあった。
話をしてくれた方は製造業で長年勤めて海外経験も豊富、そしてJETROに転職したらしい。
『いい給料貰ってんだろうなぁ』と勝手に思ったのだがどうだろう?
JETROの入っているビルも、ベトナムレベルではとても良い感じ。内装も日本のオフィスと変わらない。机やイスは日本のメーカー製だ。ベトナムにあって別世界に感じる。色々考えさせられる研修となった。
なんやかんやで研修終わり。さて、後は観光しか残っていない(笑)。
さっそくホテルへGO!
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