なんとなく、なんでも雑記
鹿児島中央駅のホームに現れた瞬間、誰もが目を奪われるのが、特急「指宿のたまて箱(いぶたま)」です[00:28]。
列車は、浦島太郎の物語をモチーフにしており、白い煙(玉手箱の煙)をイメージしたユニークな演出と、車体の白と黒の塗り分けが特徴です。
「黒髪だった浦島太郎が玉手箱を開けたら白髪になってしまった」というストーリーを表現して、車両の海側が“白”、山側が“黒”の、ユニークな外観をしています。
この「いぶたま」は、単なる移動手段ではありません。
JR九州が誇るD&S(デザイン&ストーリー)列車の一つ[01:22]であり、「景色を楽しむ」ために生まれた観光列車です。ここから、日常を忘れさせる非日常の旅が始まります。
「いぶたま」の最高の贅沢は、全区間にわたって車窓に広がる桜島と錦江湾の絶景です。
列車は指宿枕崎線に入り、都会的な街並みを過ぎるとすぐに視界が開け、錦江湾と桜島が主役の景色が飛び込んできます。
常に桜島が!:列車は錦江湾沿いを走り続けるため、桜島がさまざまな角度から楽しめます[04:35]。その雄大な姿は、まさに「絵になる山」[05:43]であり、鹿児島観光の主役です。
「海側の席」が絶対おすすめ!:動画でもお伝えしていますが、最高の景色を確保するなら、迷わず海側(指宿行きなら進行方向左側)の座席指定を確保してください。
恋愛成就の島:道中には、潮が引くと砂の道が現れ、歩いて渡れる縁結びの無人島「知林ヶ島」も見えます[06:52]。車内では、この島についての観光案内も流れるなど、旅気分を盛り上げてくれます。
絶景を楽しむなら、美味しい食事は欠かせません。「いぶたま」では、事前予約者限定で「指宿のたまて箱弁当」を食べることができます[05:43]。
ディテールへのこだわり:お弁当の包み紙にまでロゴが入っている[05:58]という、細部にまでこだわったスペシャルなお弁当です。
絶景スパイス:雄大な錦江湾と桜島を眺めながら食べるお弁当は、それだけで最高のスパイスになります。
この限定の味と景色を同時に楽しめるのは、この列車だけの特権です!
約50分の列車の旅はあっという間に終わり、終点の指宿(いぶすき)に到着です。
指宿といえば、言わずと知れた「砂むし温泉」の街[11:32]。非日常の絶景を楽しんだ後は、砂に埋められて体を芯から癒すという、パーフェクトな旅の締めくくりが待っています。
この「指宿のたまて箱」は、速さよりも思い出を求める大人旅に最適な列車です。ぜひ、次の旅の計画に「いぶたま」を加えてみてください。
【桜島と絶景が楽しめる特急「いぶたま」乗車動画はこちら】
https://youtu.be/dTRGetO_lVU
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