なんとなく、なんでも雑記
最近は、出汁の味が濃縮した商品が多く感じます。
だしの素を多くいれれば良いというものでもありません。塩けも等比級数的に増えますし。
…等比級数が一発で変換できなくて、正直、日本の将来にびびってますが、それはまぁ置いといて。
しかし、濃縮果汁還元ができるなら、濃縮だしぐらいは簡単に作れるわけで、そういう手法が欧米ならともかく、日本では一般人は嫌うだろうなと思います。
知らなければどうということはないですね。みんな、知らないからいいか。
また、例えばフェランアドリアなら、そういう手法は喜んで使うでしょう。
結論、おいしさは正義!
手法を知ってれば美味しいものが作れるというものでもないらしいです。
既存の濃縮ラーメンスープには、ひどい味のものが多く見受けられます。
○○○○ジャパンとか、あんな味のラーメンスープ売るのは犯罪だと思うよ、実際。
一般には膜で濃縮とか出来ないわけで、大手があんまりそうい食品を売り出すのは、よろしくないとは思っています。
コストも掛かるしね。
さてさて、
でも、日本が味で勝負できるのって、それぐらいしか無いんだよね。
技巧で勝負してる部分が多いから、日本はそれでも世界で高い地位を得られるとは思っていますけどね。
長年、シンガポールではカジノは禁止されてきた。
「シンガポールのカジノに投資して…」という儲け話は詐欺、と昔は相場が決まっていた…気がする。
今や、マリナベイサンズはシンガポールのランドマークとして君臨している感すらある。
…じつはカジノ以外にもコンベンションセンターが併設されていることは、あまり知られていない。
シンガポールには、リゾートワールド・セントーサにもカジノがあり、
この2箇所だけにライセンスが提供されている。
中国の、あるいはASEAN域内の経済成長に伴い、東南アジアの交通と経済のハブであるシンガポールにおいても、ビジネスや観光で訪れる、日本で言えばインバウンド需要というのも増えていると思う。
しかし、都市国家であるシンガポールと大阪とでは、求められるものはおのずと異なる。
シンガポールは大阪より狭いし、大阪は京都・奈良という世界的観光地へのゲートウェイでもある。
日本には多くの世界遺産があるし、大阪は食の都と言われるほどの食文化発展地、大阪城は模造天守だが実在した城だし、歴史も深い。
シンガポールは、自然観光地としては狭すぎる。マレーシアやインドネシアのゲートウェイだけど、それだとお金がシンガポールに落ちない。
また、独立して50年という若い国だけに、歴史も浅い。それ以前の植民地時代や王朝時代をアイデンティティとするのは無理がある。
食は世界中のものが揃うし、中華、インド、マレー それぞれの文化があって良いのだが、シンガポールオリジナルの文化、料理かというと、微妙に違うように思う。
そこで、IRだ。
既に貿易港、ビジネスセンターとして成功していたシンガポールに足りなかった、観光客、ホリデーツアラーに必要だったエンターテイメントを、狭い地域に集積して魅力を積み上げる、ラスベガス、マカオ式の手法が、土地が限られるシンガポールにベストマッチだったのだ。
で、大阪の場合。
既にエンターテイメントは既存のものがあふれている。
USJもあるし、歴史的世界遺産も豊富、インテックスのようなコンベンションセンターも既にあるし、
逆に無いのはカジノだけ。
そう、シンガポールのように集積させる必要すらない。マカオやシンガポールと違って、日本には、いや大阪なら土地ならいくらでもある。
なぜに、IR法みたいに変に縛られたカジノ開発が必要なのか理解に苦しむぐらいだ。
わざわざホテルやコンベンションセンターやエンターテイメントをくっつけて開発しないとならないような国なんだろうか、日本は。
正直言って、理解に苦しむ。
カジノとホテルがセットで必要なのは、まぁわかる。
が、
コンベンションセンターやエンタメ設備が必要か?本当に??
狭いシンガポールや、砂漠の真ん中ラスベガスとは違うんだから、カジノホテルがあればいいんでないか?
逆に問いたいけど、ビッグサイトみたいな有名巨大コンベンションセンターがある東京で、世界のメジャーホテルがひしめく東京で、コンベンションセンター付きのカジノとホテルが、本当に必要なの?
東京には既になんでも有るんだから、要らん設備は全て省いて、ベネチアンを越える世界一の巨大カジノをお台場あたりにズドンと作る方が、いいに決まってるんじゃない?
女子供は巨大なTDLへ行ってる間に、おっさんは巨大カジノを満喫すれば、それでいい。
IR法に縛られて、つまらんコンベンションセンターや、つまらんホテルや、つまらんエンタメ施設を作らされて、結局つまらんカジノしか無いような所になったら、最悪ですよ。
そんな風に思えてならない。
なんで成功するような法整備をしないんだろうか?
日本の政治は3流どころか、4流にも満たない、5流だと思う。
カジノなんか、しない方がいいんじゃない?
むしろ大阪の場合、貿易港機能やビジネスセンター機能の方が圧倒的に不足しているよ。
大深度コンテナヤードが唯一整備できそうな夢洲をカジノに使うとか、ちょっとずれてるとしか思えない。
シンガポールと事情が違う大阪で、シンガポールを手本にしてどうする。
あちらはカジノなんかの開発と同時に、コンテナターミナルの移設と集約、大深度化を着々と進めている。
きちんと計画的に政策が進められている。
大阪は行き当たりばったりすぎる。シンガポールとは正反対だ。情けない。
人はカジノだけを目的に観光地に来るわけじゃない。
シンガポールは観光資源に乏しいので、カジノだけでなく、トータルエンターテイメントやコンベンションセンターのようなビジネス機能も合わせ持たないとならなかった。ユニバーサルスタジオや、コンベンションセンターや、ガーデンシティの建設、あるいはF1の誘致、これらを一度にやらなければならなかった。
やる必要が無かったのは、ショッピングゾーンの整備ぐらい。これは、フリーポートだったので元から在った。
大阪の場合は、観光資源は既に周りにあふれている。USJも世界遺産もコンベンションセンターも既にある。
プラスアルファの魅力としてカジノが必要なのであって、カジノ以外の余計な投資は恐らく無駄になる。
フェスゲとスパワールドは相乗効果を狙ったのに、スパワールドにしか客が来なかった反省とか、全くしてないんやなぁ。
どうしてもIRとしてカジノを設置するなら、既存施設を活かす方向で。
それが大阪にふさわしい。
ホテルとコンベンションセンターが必要なら、南港。
ホテルとエンターテイメントが必要なら、USJ隣接か、あるいは大阪ドーム隣接。
まあしかし、そんなのを考慮せずに、成功する事を一番に考えるなら、北ヤードだと私は思っている。
コンベンションセンター併設で作ればいいのではないですか?
ホテルなんかいくらでもある立地なのだから、ホテルは要らないでしょう。
むしろ、コンベンションセンターも不要ですね。カジノだけ設置でええと思うけどなぁ。
どうしてもIR法をクリアするために必要ならば、エンターテイメントスパを併設すればいいんじゃない?その方が日本人には合ってると思うな。
客の為に、関空からヘリシャトルとか飛ばすのも良いですね。そういうサービスにちょうど良い距離だと思います。
ゼロから交通インフラも整備する必要がある夢洲とか、無いわ。失敗しようとしているとしか思えない。
洋山深水港とか、参考にしようとなぜ思わないのか?
不可解でならない。
パチンコはカジノの開始と共に廃止すべきと考えています。
日本のように、駅前で簡単に賭け事が出きる状況が、そもそもおかしい。
なんなら、カジノ内にパチンココーナーを作ればよいのだ。
パチンコのどこに合法性があるのか。むしろ、パチンコがOKでカジノがダメな理由がわからない。
北の方の国にマカオなんかを経由して、その利益から少なからず流れているなどとも言われている。
カンボジアに銀行を持っている業者とか、いったい何のために?
不透明な資金の流れを断ち切るのは当然だ。
多くのギャンブル依存症を産み出し続けているのも、パチンコ業界。
一応は年齢制限をうたいつつ、誰でも出入りできる状況を長年放置し続けている。
カジノは入口に必ずセキュリティポイントがあり、IDのチェックを必ずされるのが基本だ。
どちらが行き届いた管理ができるのかは、一目瞭然だろう。
莫大な利益を産めば、税収として行政にも利はあるけれど、それも立地次第。
よく考えて欲しい。
特に大阪はかつて、花博の頃に特殊浴場を全て廃業して無くしたという、ある意味実行力のある街ですし、
世界遺産登録に向けて仁徳天皇陵横のラブホテルをほぼ無くしてしまいました。
やればできるのです。
賭け事はカジノと公営ギャンブルにまとめて、パチンコは規制を掛けて廃止すべきです。
大阪ならそれができるし、日本中で実現させて欲しい。
中小のパチンコ屋は既に淘汰されつつあるし、大手はカジノ化すればいいと思う。
大阪以外では、
東京お台場、横浜、北海道、沖縄 等々が候補に挙がっているという。
とりあえず、大阪以外は関係ないので述べない。
さてさて、そもそもカジノはなぜ作られるのか?
ラスベガスの場合、
ラスベガスは、何もない砂漠のオアシスだったところに、鉄道が通り、大恐慌の影響でカジノが合法化され、マフィアの暗躍があり…
ちょっと調べると、何もないところにリゾートを開発してきた歴史が見えてきます。
何もないから、カジノをテコに発展させるしか無かったのです。
後に、フーバーダムによる電力や水の心配が無くなり、ハワードヒューズの投資や行動があって、健全なリゾートに変貌を遂げてきました。
私はラスベガスに行ったことは無いです。
マカオの場合、
何の変哲もないポルトガルの海外植民地だったマカオは 1962年にスタンリー・ホー がカジノの独占営業権を得てからがカジノとしての歴史が始まったと言える。
2002年までは ホー がカジノ運営権を独占しており、ギャラクシーやウィンリゾーツの進出はその後なので、健全なカジノリゾートとしての発展は本当に最近の事。
マカオの場合、珠江から堆積が溜まりやすい位置でもあり、香港のような貿易港としての機能が望めなかったのも、カジノが発展した理由。
しかし、カジノライセンスについての規定が曖昧な部分もあり、サブライセンス制の不透明さは問題がある。
また、MGMやメルコの責任者にスタンリー・ホーの身内が納まっており、ライセンスの独占が崩れたとは言っても、利権の多くは一族が握っているという構図がある。
マカオは最近開発されたコタイ周辺は巨大で清潔、健全なイメージだけど、マカオ半島にあるリスボアとかはわい雑なイメージがある。
多くの質屋(”押”という看板はマカオでは質屋)が軒を連ね、ショッピングモールでは”回遊魚”が歩きまわり、桑拿(サウナ)も多い。
よく言えば、古き良き時代が今も残っている。
世界遺産なんかを全面に打ち出してエンターテイメントも備えたカジノリゾートシティとしてまともな観光をプロモーションしだしたのは、割と最近の話。
韓国の場合、
韓国のカジノは、決して裕福で無かった60年代の韓国で、外貨獲得の必要性からカジノ設置を行った。
初期の韓国では外国人専用だけでなく、韓国人も利用可能なカジノもあったが、不正や闇カジノ等の問題が多発したことから、開設の2年後からは、全てのカジノは外国人専用となり、日本人や欧米人で賑わった。
現在もほとんどのカジノが外国人専用だが、多くは赤字経営を余儀なくされている。
さて、2大カジノ都市が、やむにやまれぬ事情でカジノに踏み切ったのはわかった。韓国も、背に腹は代えられぬ事情があるのがわかった。
どうしても大阪にカジノが必要か?というと、いやぁ、別に無くても困らないというのが正直なところだ。
だが、ヨーロッパの多くの国ではカジノは開設されているのが普通。日本のように賭場、あるいは鉄火場というよりは、セレブなオトナの社交場という雰囲気の方が強いように思う。
ロンドンにもカジノはあるらしいけど、全然どこにあるかわからなかったぐらいだ。
そういう意味では、無くてもいいけど、有ってもいい。というぐらいだろうか?
大阪がラスベガスやマカオを目指しているとも思えないので、違うアプローチから立地について検証しようと思う。
この点、ソウルは検討に値する都市だと思うのだが、私は行ったことが無いのでなんとも言えない。
恐らく、大阪のライバルとなりうるカジノ都市はソウルかウラジオストクだと思うのだけど、両方とも行ったことないな。
で、
行ったことがある所として、マレーシアの ゲンティンハイランド と、オーストラリアのゴールドコースト、ブリスベン で検討したいと思う。
正直言って、超特殊立地。
くわしく言うと、クアラルンプールからバスで約1時間乗って、そこからロープウェイで行く、山の上にあるハイランドリゾート。
カジノとホテルしか無い。そういう意味ではとても健全だ。いや、ちょっと遊園地みたいのもあったか。
すなわち、カジノ周辺にありがちな 質屋、高利貸などは皆無。だって山の中だもの。
もちろんATMや両替所はあるが、残高以上に使い込むということは無いので安心…なのかな?
マレーシア唯一の公認カジノ。マレーシア人はカジノに入れない(イスラム教ではカジノは禁止)。
正装での入場が求められる。マレーシアの正装であるバテックは貸してもらえるので、実際にはゴルフに行くような恰好で大丈夫。
大阪でこういう高原リゾートカジノをするのなら、ぜひに金剛山でやってほしいですね。
ゴールドコースト
コンラッド ジュピターズカジノ が運営されている。
ゴールドコースト唯一のカジノだけど、別にここにカジノが無くてもゴールドコーストはリゾートとして発展してたであろう。
ゴールドコーストという素晴らしい砂浜海岸と、ブリスベンからの鉄道でもバスでも、もちろん車でも1時間半程度で来れる交通の便の良さ、クーランガッタ空港というインフラに恵まれている。
また、ゴールドコースト、 サーファーズパラダイス(地区の名前) というネーミングセンスの良さ。
正直言って、カジノはゴールドコーストにとってはエッセンス。特に無くてもいいけど、シーワールドやドリームワールドと同じで、あったら楽しいやん? というぐらいの代物。
でも、無くなるとゴールドコーストじゃないよなぁ。というぐらいには必要かもしれない。
同じように長大な砂浜が続くブリスベン北側のサンシャインコーストには、ゴールドコーストにあるものが何も無いんだもの。これはこれで自然を満喫できるけど、リゾートと言うにはどうかな。本当に静かに安く過ごしたい人向け。
ゴールドコーストが決定的に大阪と違う所は、ジュピターズカジノはゴールドコーストのど真ん中一等地にある。
そして、マカオのような不健全さは皆無。
猥雑な雰囲気は全く無し!質屋や高利貸しも、少なくとも目に見える場所には無い。これは見事。
ブリスベン
トレジャリーカジノ という、元の州財務省の建物を使ったカジノがある。
中心地のど真ん中にある。
元財務省の建物なので、とても重厚な雰囲気。カジュアルな格好でも入れるけど、Tシャツやサンダル、短パンでは断固入場を拒否される厳しい面も。
クイーンズランド州全域のパブで買える“キノ“の抽選をここで行っている。
日本で言えばナンバーズみたいなものだが、抽選は5分に1回ある。
ヨーロッパのカジノ的な雰囲気があるのかも?ヨーロッパのカジノを知らんけど。
全体的に落ち着いていて、ゲームを楽しむゆとりが客の方にある感じ。
カジノはブリスベンに1件だけでビジネス街にあるので、猥雑さとは無縁。
まさに大人の社交場。
大阪だと淀屋橋か北浜にカジノがあるようなもの。そんなに大きくもなく、日銀大阪支店をカジノにした感じ。
大阪は、ほんと、こういうのを見習うべき。
さてさて、
数少ない私のカジノ経験を交えて考えると、政府の言うようなIR的、ラスベガス的、マカオ的(コタイ地区)なカジノリゾートは、お台場あたりではマッチするかもしれないけど、大阪では合わないと思う。
既に交通インフラの整ったお台場ならともかく、夢洲までカジノの為に電車を通すなど、赤字の上塗り。
むしろオーストラリア的ヨーロッパ的な、小さくとも洗練されたスタイルを都心に築くのが合うと思う。
女性や家族が買い物や観光をしている間に、おっさんはカジノで遊ぶ。
こういう、ブリスベンやゴールドコースト的なカジノを目指すべき。
大阪で観光やショッピングをするところなんて、キタかミナミしか無いのだから、おのずとカジノの立地も決まると言うものだ。
夢洲など、愚の骨頂。
ATCのような、オスカードリームのような、ORC200のような、あるいはフェスゲや湊町のような、負の遺産を増やすのは、もうやめたら?
今の大阪都心で一番カジノ向きの空いた土地は、北ヤードです。
いや、別に新今宮でもいいけど、洗練された大人の社交場にはならないわな。やめとき。
あるいは、メインフランチャイズ球団も無く、負の遺産である大阪ドームをそのままカジノにするのもひとつのアイディアではあるね。少し都心とは言いがたいが、交通インフラは既にあるし、良いかもしれない。
もしくは、りんくうタウン ぐらいかな。
少しは泉州に恩恵があっても良いと思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |